中陰壇とは お葬式を終えて、火葬場で荼毘に付し、遺骨となった故人を偲んで初七日法要を執り行います。それら全行程が終わると、いよいよ故人は遺骨となって自宅に帰ってくるわけですが、四十九日の忌明けまでは、中陰壇(後飾りなどとも呼ぶ)でお祀りします。 中陰壇には遺骨、位牌、遺影を並べて、故人が成仏するとされている四十九日までのまさに「中陰」の期間は、特別に祭壇を設けて供養します。白木の机は白布で覆った祭壇を用い、仏具も白無地のものを使用します。 中陰壇の多くは葬儀社からの貸し出し、あるいは買い取りです。貸し出しの場合は四十九日を終えると返却しなければなりませんし、買い取りの場合は施主様がゴミとして処分します。 ほとんどの場合は葬儀プランの中に含まれています。素材や仕様も葬儀社によって異なります。白木でできたものもあればボール紙製のものまでさまざまです。中には中に電飾を施した祭壇や電気の灯明などを