大阪のIR用地を巡る不動産鑑定について、大阪市が「存在しない」と説明してきたメールが『198通存在していた』ことがわかり、謝罪しました。 (大阪港湾局の担当者 7月3日) 「大変申し訳ございませんでした」 7月3日に謝罪の言葉を述べた大阪港湾局。大阪・夢洲のIR(カジノを含む統合型リゾート)の不動産鑑定をめぐって、存在しないと説明してきたメールが、実は198通存在していたことが明らかになりました。 IRの誘致を巡っては、土地の賃料を算定した不動産鑑定業者4社のうち3社で価格などが一致していたほか、IR事業を考慮せずに賃料を算定するなどしていたことから、市民らが大阪港湾局と不動産鑑定業者との間でやりとりした文書の情報公開請求を行っていました。 一方で、大阪港湾局はこれまで、鑑定業者などとのメールは消去したとしてきました。しかし、今年3月中旬に当時の担当職員が外付けハードディスクにメールが保存