角度or長さの比を楽に出せるテクニック 今回は角の二等分線が引かれている問題と出会ったとき、必ず思い出せるようにしておきたい公式をいくつか勉強していきましょう。 1つの角が\(70°\)の三角形があり、底角の二等分線が引かれています。 このとき、2本の二等分線によってできた\(x\)の角度はいくつ?という問題です。 まずは正攻法で解いてみましょう。 元の三角形については、次の等式が成り立ちます。 \begin{eqnarray}70°+〇〇+××=180° \\ \end{eqnarray} もちろん、この式だけでは〇と×が何度なのかわかりませんが、[〇〇+××]の値は出せますよね。 \begin{eqnarray}〇〇+××=180°-70°=110° \\ \end{eqnarray} 続いて内側の青い三角形に注目。 こちらは\(x\)、〇、×という3つの角で三角形が成り立っているので