次の図で、直線 $\ell$ 上に点 P をとって、 $\mathrm{ AP+BP }$ を考えます。これが最小になるときの点 P を作図しなさい。 問題によっては、直線 $\ell$ が川であり、点 A を出発して川で水を汲んで点 B へ行くときの移動距離、となっていることもあります。 A から P まで、 B から P までの距離は、それぞれを線で結んだときの長さになります。しかし、 P が動けば、長さの和は変わってしまいます。 A から B まで行くだけなら、線分 AB を通るのが一番の近道ですが、今回はわざわざ直線 $\ell$ 上の点を通らないといけないのでやっかいですね。どのように作図すればいいでしょうか。 A から出発して直線 $\ell$ についた後で、点 B の方向へ折り返してしまうのでやっかいなんですね。もしまっすぐ行けたら簡単なのですが。 これは言われないとなかなか
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