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ブックマーク / math.nakaken88.com (8)

  • 【応用】最短経路の作図 | なかけんの数学ノート

    次の図で、直線 $\ell$ 上に点 P をとって、 $\mathrm{ AP+BP }$ を考えます。これが最小になるときの点 P を作図しなさい。 問題によっては、直線 $\ell$ が川であり、点 A を出発して川で水を汲んで点 B へ行くときの移動距離、となっていることもあります。 A から P まで、 B から P までの距離は、それぞれを線で結んだときの長さになります。しかし、 P が動けば、長さの和は変わってしまいます。 A から B まで行くだけなら、線分 AB を通るのが一番の近道ですが、今回はわざわざ直線 $\ell$ 上の点を通らないといけないのでやっかいですね。どのように作図すればいいでしょうか。 A から出発して直線 $\ell$ についた後で、点 B の方向へ折り返してしまうのでやっかいなんですね。もしまっすぐ行けたら簡単なのですが。 これは言われないとなかなか

    【応用】最短経路の作図 | なかけんの数学ノート
    watto
    watto 2019/08/05
    うちの chrome さんからオヌヌメされました。
  • 【基本】文字を使った式の表し方(複数の文字の積) | なかけんの数学ノート

    文字を使った式での積の表し方(複数の文字の積) 【基】文字を使った式の表し方(数字と文字の積)で見たように、式の中に、数字と文字の積があった場合は、 $\times$ の記号を省略して、数字のほうを先に書くのでした。例えば、 $1+x\times 3$ は、 $1+3x$ と書きます。 数字1つと文字1つとの積であればこれでいいのですが、文字が複数種類ある場合は、普通は、アルファベット順にします。例外もあるのですが、今の時点では、「基的には、アルファベット順にする」と覚えておきましょう。例えば、 $y\times 2\times x$ であれば、 $2xy$ と表します。 文字を使った式での積の表し方(カッコのある式) カッコでくくられている式と数字との積の場合も、文字との積と同じように、掛け算の記号 $\times$ を省略します。例えば、\[ (x-1)\times 2 \]であれ

    【基本】文字を使った式の表し方(複数の文字の積) | なかけんの数学ノート
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    watto 2019/05/01
    三角関数のべき乗表記のルールもプリーズ!
  • 【発展】分散はなぜ2乗して求めるのか | なかけんの数学ノート

    ここでは、分散の定義についてもう一度考えてみます。分散は「"偏差(平均との差)の2乗"の平均値」で定義されますが、2乗しないとどうなるのか、2乗するとどうなるのか、絶対値ならどうなるのか、について考えてみたいと思います。 2乗しないとどうなるのか 【基】データの分散で見た通り、分散の定義は次の通りです。\[ \frac{1}{n}\left\{ (x_1-\bar{x})^2 +(x_2-\bar{x})^2 +\cdots +(x_n-\bar{x})^2 \right\} \]散らばり具合を示すことを目的とした、「各数値と平均値との距離に着目した指標」ということで、こういう定義になっています。しかし、そもそもなぜ2乗しているのでしょうか。 もし2乗しなければ、定義式の波かっこの中では、次のようなことが起こってしまいます。 \begin{eqnarray} & & (x_1-\bar{

    【発展】分散はなぜ2乗して求めるのか | なかけんの数学ノート
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    watto 2019/02/11
    “実は、 g(x)g(x)g(x) は x が中央値のときに最小値をとることが知られています(ただし、中央値のときだけとは限りません)。平均値で最小値をとるとは限りません。” あっ、これ知らんかったぶくま。
  • 【応用】条件のついた並べ方(隣り合わない場合) | なかけんの数学ノート

    先ほどと同じように、条件が付いている3人を〇、条件が付いていない4人を△とした場合、次のような並び方があります。 1. 〇△〇△〇△△ 2. △〇△〇△△〇 3. △〇△△〇△〇 … まだたくさんありますが、〇が隣り合わない場合というのはいろいろありそうです。先ほどと同じように、列を〇と△に分けてから並べるのは難しそうです。1番目が〇の場合、2番目が〇の場合、…と分けていくのは、場合分けが多すぎます。また、例題1の「全体から引く」方法も難しいでしょう。 実は、【標準】条件のついた並べ方(部分的に固定)で使った「条件を最後に考える」という数え方を、この問題で使うことができます。「条件の付いていない人を並べ、その後で条件のついた人を、隣り合わないように並べる」という方法です。 どういうことかというと、まず、条件の付いていない4人を並べます。 △△△△ この並べ方は $4!$ 通りですね。この状

    【応用】条件のついた並べ方(隣り合わない場合) | なかけんの数学ノート
    watto
    watto 2018/10/22
    こういう問題って昔から、自分で考えた式が合っているか信じられなくて、全てのケースを数え上げてしまいたいと思ったことがよくある。今だったら計算機を使って数え上げる関数かパッケージを探すのかのな?
  • 【導入】行列の積と食塩水、あるいは、なぜ行列の積はあんなにめんどくさいのか | なかけんの数学ノート

    水を入れ替える問題 【導入】行列とつるかめ算では、中学入試の問題などでよく出題される「つるかめ算」を用いて行列について考えました。他にも中学入試でよく出題されるタイプとして「塩水の問題」がありますが、ここでは、その「塩水の問題」を使って、行列の積(どちらも正方形タイプの行列の積)について見ていきましょう。ただ、中学入試の対策をするのがメインではないので、塩水の代わりにもっと単純な「水を入れ替える問題」を使うことにしましょう。 コップ X, Y に、それぞれ、水が $x$ グラム、 $y$ グラムずつ入っているとします。ここで、2つの操作を考えます。 操作1:コップ X にある液体の半分をコップ Y に移す 操作2:コップ Y にある液体の半分をコップ X に移す 操作1、操作2を順番に行った後、コップ X, Y にはそれぞれどれだけの水が入っていますか。 例えば、X, Y に 120

    【導入】行列の積と食塩水、あるいは、なぜ行列の積はあんなにめんどくさいのか | なかけんの数学ノート
    watto
    watto 2018/10/03
    このへん最初は面倒くさくて演習問題を数こなして慣れるしかなかったんだけど、「おお、これはありがたい!」と目からウロコが落ちたきっかけは何だったんだろうか? 思い出せない。
  • 【導入】行列とつるかめ算 | なかけんの数学ノート

    つるかめ算の内容 つるかめ算とは、次のような問題です。中学入試、中学での連立方程式の問題、SPIなどで出題されることがあるので、見たことがある人も多いでしょう。 僕はこうした問題を見るたびに「足の数が分かってて、ツルとカメの数がわからないってどういう状況?」と思うのですが、そういうツッコミは今は置いておきましょう。 解き方はいろいろありますが、ここでは、連立方程式を使って解いてみます。ツルが $x$ 匹、カメが $y$ 匹いたとします(以下、両方とも"匹"で数えることにします)。合計で10匹いるので、\[ x+y=10 \]という式が成り立ちます。また、足の合計数が32だとわかっています。ツルの足は2でカメの足は4だから、\[ 2x+4y=32 \]という式も成り立ちます。この2つが同時に成り立つので、 \begin{eqnarray} \left\{ \begin{array}{l

    【導入】行列とつるかめ算 | なかけんの数学ノート
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    watto 2018/10/03
    ツイッター強制デトックス期間中に始まってた~!(BANじゃないよ) 支援ぶくま。
  • 【応用】加法定理と三角関数の次数下げ | なかけんの数学ノート

    $0\leqq x \lt \pi$ のとき、\[ \sin^2 x +4\sin x \cos x -3\cos^2 x \]の最大値と最小値を求めなさい。 $\sin$ と $\cos$ が混じっていてややこしいですね。こういう場合は、できる限りくっつけて、動くものを1つだけにしたほうが考えやすくなります。 まず、真ん中の項を見てみましょう。2倍角の公式に次のようなものがありました(参考:【標準】2倍角の公式)。\[ \sin 2x=2\sin x \cos x \]これを右辺から左辺に変形すると、今考えている式の真ん中の項は $2\sin 2x$ と変形できることがわかります。 残りの2つも、2倍角の公式を使って変形することができます。 $\cos 2x$ は、 $1-2\sin^2 x$ と書けることから\[ \sin^2 x=\dfrac{1-\cos 2x}{2} \]となりま

    【応用】加法定理と三角関数の次数下げ | なかけんの数学ノート
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    watto 2018/05/26
    こういう問題は今だったら、元の数式をいきなり何かのツールに放り込んでグラフを描かせ、「あ、これは周期 2x の正弦波だ!ということは…」という思考過程をたどると思う、多分。
  • 【発展】ユークリッドの互除法と連分数 | なかけんの数学ノート

    ここでは、ユークリッドの互除法と関連のある連分数について紹介します。入試で扱われることは少ないですが、こういう応用例を知っておくのも悪くないでしょう。特に、 $\sqrt{2}$ の連分数展開はインパクトがあるので、結果だけでも見ておくとおもしろいです。 連分数 ユークリッドの互除法を説明する際、【基】ユークリッドの互除法の使い方では、「 $1649$ と $221$ の最大公約数」を例に用いて、次のような計算をしていました。 \begin{eqnarray} 1649 &=& 221 \times 7 + 102 \\ 221 &=& 102 \times 2 + 17 \\ 102 &=& 17 \times 6 \\ \end{eqnarray}少し形が変わっていますが、ほとんど同じ内容です。 さて、上の式を、右辺の1つ目の数字でそれぞれ割ってみましょう。すると、次のようになります

    【発展】ユークリッドの互除法と連分数 | なかけんの数学ノート
    watto
    watto 2016/12/05
    あ、「はてなブックマーク」ボタンついていたのでぶくま。
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