クラウド上の世界でほとんどの情報を処理し、紙の書類もノートもペンも持ち歩かないという。そうした利用の先駆的存在であり、クラウドを実際の仕事に活用しているITジャーナリストの佐々木俊尚氏に、企業におけるクラウドコンピューティング導入についてうかがった。 気がつけば日常化しているクラウド 別井:佐々木さんはクラウドコンピューティングを日々の執筆活動に活用しているとのことですが、具体的にはどのような変化がありましたか。 佐々木氏:以前はWindowsを使っていたのですが、Macに乗り換えてもまったく違和感がなかったですね。考えてみたら、自分でも驚きましたが、日常使っている主なアプリケーションはほとんどブラウザを経由して使っていたのです。ウェブサービスとして使っているので、OSに依存していないのです。 つまり、クラウドが日常化しているということです。気がつけば、いろいろなところにクラウドは普及して
今日は、アクセス解析や統計の話を。Excelを使えばいろんなデータから相関関係を簡単に出せますが、だからといってそのデータが問題解決につながるとは限らないのです。 Excelには「CORREL」という関数があり、2つのデータ群について相関関係を簡単に出すことができます。しかし、この「相関関係」と「因果関係」を混同してしまっている例があります。統計ではごく基本的なことなのですが、基本的なことこそ大切なので、改めて解説しておきましょう。 「相関関係」とは、「ある値Aが増えた(減った)状態で、別の値Bが同様の変化を示していること」を意味します。また、ある値Aが増えた状態で別の値Bが減ることを「逆相関」といいます。 たとえば、アクセス解析データで、ある期間の訪問者数とPV数の間で相関関係を出すと、かなり高い相関性が見られるでしょう。つまり、訪問者数が増える状況では、同様にPV数も増えているのです。
日本Androidの会は6月26日、Androidユーザーや開発者を対象としたイベント「Android Bazaar and Conference 2010 Spring」(ABC 2010 Spring)を開催した。日本Androidの会はAndroidの普及促進を目指すユーザーコミュニティ。技術系やビジネス系、デザイナー系の人々の間でAndroidの注目度を高めるために様々な活動を実施している。Android Bazaar and Conferenceもその活動の一環であり、年2回、春と秋に開催されている。 本稿では、早稲田大学大学院客員教授であり、日本Androidの会の会長を務める丸山不二夫氏による基調講演の様子をレポートする。 クラウドを中軸としたメディア統合の中で、Androidの価値はより拡大していく 丸山氏は冒頭で、ここ1年におけるAndroid市場の成長について俯瞰した上
はじめにリーマンショックに端を発した世界同時不況下の現在、倒産・失業などの暗いニュースばかりが続いているが、“巣篭もり消費”という言葉に代表されるように、ネット企業のサービスはこの環境を逆手にとって、浸透のスピードをより一層加速している。だが、インターネットの事業への活用は、ネット企業の専売特許ではない。むしろ出遅れている分、リアル企業のネット活用の潜在性は巨大なものがあると言って良い。 もちろん一部のリアル企業は、ネットの積極活用を明確に打ち出しており、徐々に成果も上げつつある。自動車メーカーは広告予算を大きくオンラインにシフトしているし、ITバブルの崩壊後に一度は諦めかけたスーパーのネット宅配は再挑戦の結果、大きな伸びを見せている。だがその多くはBtoC企業であり、残念ながらBtoBの姿は少ない。 しかし、BtoB企業の特徴は、実は極めてウェブとの親和性が高い。そこで本連載では、Bto
アクセス解析活用の成熟度をまとめてみました。この内容は主に個人がアクセス解析をどれくらい習得し、活用しているかを表すものです。Lv1〜Lv10まであり、レベルが増えるごとに成熟度が上がります。自分のアクセス解析成熟度を確認したり、次をレベルを目指すために足りない事を確認したるするのにご利用ください。 「10レベル」のアクセス解析成熟度 レベル 概要 説明 Lv1 アクセス解析ツールを導入したがほとんど見ていない アクセス解析ツールを導入したが、数字の意味および見ることの必要性を感じられない。 Lv2 ページビューやコンバージョン数などの数字を定期的に見て、レポートを作成している サイトで見るべき数字(あるいは見た方がよいと思う数字)を定期的に閲覧している。しかし、その数値を見ているだけで、特に何か対策を行っているわけではない。 Lv3 アクセス解析ツールを活用して集客や導線の課題を見つけて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く