パソコンの遠隔操作事件で殺人予告を書き込んだとして男が逮捕されたことを受けて、大阪府警察本部は11日、一連の事件で誤って逮捕・起訴された男性に容疑者が逮捕されたことを報告しました。男性は、「否認しているのなら慎重に調べて下さい」と話したということです。 一連の事件で、真犯人と見られる人物は合わせて13件の犯行予告を書き込んだことを明かしていますが、このうち去年7月、大阪市のホームページに無差別殺人の予告が書き込まれた事件について、大阪府警察本部は43歳の男性を誤って逮捕し、男性はその後、起訴されました。 大阪府警は、誤認逮捕が明らかになった去年10月、男性に謝罪していましたが、担当の警部が11日、男性に電話で容疑者の逮捕を報告したということです。 これに対し男性は、「否認しているのなら慎重に調べて下さい。同じ過ちを繰り返さないで下さい」と話したということです。