社会 人口増加率が全国一 県民所得は最下位続く2011年9月12日 Tweet 社会、経済分野などさまざまな統計資料で沖縄県の全国的な位置付けを示す「100の指標からみた沖縄県のすがた」の2011年版がこのほどまとまった。編集は県企画部統計課と県統計協会。人口増加率は前回3位からトップになり、平均年齢も40・5歳と最も若く、15歳未満の年少人口割合も1位を維持するなど引き続き潜在的成長力の高さを示している。一方で、県民所得、県内総生産に占める第2次産業構成比も全国最下位が続くなど産業構造の脆弱(ぜいじゃく)さもあらためて浮き彫りになっている。 前回2007年版から34項目を追加、8項目を廃止し、11分野の細かな項目を含め189項目を掲載。全国1位は21項目、最下位は30項目に上った。 人口千人当たりの出生率は12・2%と1位で、全国で唯一の2桁台となった。平均寿命は男性が25位となっ