モスクワで異常暖冬、8度超す=クマ冬眠できず、サクラソウ乱れ咲き モスクワで異常暖冬、8度超す=クマ冬眠できず、サクラソウ乱れ咲き 【モスクワ時事】12月を迎えたロシア欧州部は異常な暖冬に見舞われており、首都モスクワでは2日午後、19世紀に気象観測を開始して以来、同日としては最高の8.1度を記録した。この時期、平年の平均気温はマイナス4度で、12度以上も上回っている。同日の過去最高記録は1898年に観測された7度だった。 ロシア国営テレビによると、モスクワ動物園ではクマが1週間以上も冬眠に入れず、飼育舎内をいらいらした様子で歩き回っている。 インタファクス通信によると、モスクワの北西約200キロのトベリ市の植物園では、サクラソウ、クロッカスなどが11月初めに芽を出し、今では花が咲き始めた。バラも夏以降、花が咲き続けている。同植物園関係者によると、これら南方原産の植物がこの時期に咲き乱れ