■ RFIDタグ搭載ランドセルの校門通過記録で仲良しグループを割り出すという小学校教諭の発想は普通? 論座2006年8月号に「IT技術は小学生を守るか」という記事が出ていた。これに次の記述がある。 立教小学校(略)の「登下校管理システム」は、ICタグを用いたセキュリティーシステムの草分けだ。(略)導入を進めた石井輝義教諭(情報科主任)は「動機は、どちらかというとセキュリティーよりも利便性にありました」と語る。(略) 「教師の仕事の一部を肩代わりしてもらうことで、生身の子どもと接することに集中できる」。今後はさらに、記録を時間順にソート(並べ替え)して仲良しグループを割り出す、長期欠席児童を把握するといった可能性を考えている。昨年5月の遠足では、バスに児童が乗り込んだかどうかタグで確認する実験も行った。無線LAN機能と専用ソフトを備えたモバイルPCをリーダーとして用いたという。 さらに、技術
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Googleは情報がすべてだ。 Googleは、人々がインターネット上の情報を見つけるために利用するナンバー1のツールになった。しかしプライバシー専門家は、Googleがユーザーについて蓄積してきた情報の量を懸念する。 同社が収集している膨大な量のPII(個人の特定が可能な情報)と、その利用法、データ保存期間、DoubleClickとの買収完了後にそれをどう使うかをめぐっては、これまでに何度も問題が指摘されてきた。 ここ数週間で新たに2つのプライバシー問題が報じられたことで、論議は一層過熱している。新サービスのStreet Viewでは接近写真が度を超していると苦情が出た。Privacy Internationalは6月9日に発表した報告書で、Googleのプライバシーポリシーと扱い方に落第点を付けた。 一方、ドイツで電子メールプロバイダーとISPに対し、個人を特定できる形でのユーザー情報
Long Tail World: 見えすぎるGoogleストリートビュー:Google Street View Knows... Google Map に追加された「ストリートビュー」という機能が、たくさんの悲喜劇を生み出しているという話。 ひとつひとつの事件がそれぞれ面白くて、ニコニコ動画のようなコメント機能とこれがマッシュアップされたりしたら、もっと楽しいだろうなと思った。 しかし、注目すべきは、これを正当化するGoogleの論理。 米国では公共の場で撮影するのは合法だ。グーグルは「人が道を歩いていて見える風景となんら変わらない画像を見せている」という理屈。 これは、一般化すると「公的領域に存在する物体は全部スキャンします」と言っているのだと思う。つまり、「1人が見るのも60億人が見るのも同等であり、パブリックであるというのはそういうことだ」と宣言しているのだ。グーグルは、公的領域と私
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