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ブックマーク / enterprise.watch.impress.co.jp (18)

  • 検索エンジンの次のトレンドはフォークソノミーとアルゴリズムの組み合わせ?-ヤフー井上氏

    今回のゲストはヤフー株式会社リスティング事業部 検索企画室 室長の井上俊一氏です。 Yahoo! JAPANがWeb 1.0であるかWeb 2.0であるか、という論議がブロガーの間では非常にホットに語られることも多いのですが、実態はどうなのでしょうか。井上氏の見解を伺いました。タグ検索という新しい検索メソッドに活路を見出すベンチャーも多いのですが(Feedpathもその一つ)、今回井上氏が非常に質的な指摘をしてくれています。 ■ Yahoo! JAPANはGoogleに負けていない ―自己紹介をお願いできますか。 井上氏 Yahoo! JAPANのリスティング事業部 検索企画室 室長の井上です。検索企画室というのは、検索がらみの企画をぜんぶやるんですけど、エディトリアル作業はサーファー部が行っています。検索を用いたプロダクトおよびビジネスの企画をするのが検索企画室です。 当然ですが、ここ

  • シックス・アパート平田氏「オープンコミュニティであるブログによって、Webが変わり始めた」

    今回は、ブログビジネスのパイオニアであるシックス・アパート株式会社 技術担当執行役員で、一部で“ブログの神”としても知られる平田大治氏をお招きしました。ブログがWeb 2.0という新しい環境をもたらし、Webの構造化を加速させる最大の要因の一つであることに異論はないと思いますが、シックス・アパートはその中でも重要なけん引役であるといっても過言ではないでしょう。 ■ ブログのビジネス利用は日が先行 ─題に入る前に、簡単に自己紹介をお願いします。 平田氏 大学を卒業後、某通信会社にエンジニアとして入社したのがキャリアの始まりです。その後、紆余(うよ)曲折してIT企業専門の投資会社(VC)であるネオテニーの伊藤穣一社長に誘われて移り、主に投資先の技術を見極める仕事をしていました。 そんな折りに、たまたまブログに出会いました。初めは簡単なホームページを作るためのソフトだと思っていましたが、やっ

  • あおぞら銀行が業務クライアントをMacに移行、その理由とは?

    株式会社あおぞら銀行は、かつての日債券信用銀行である。1990年代に経営が悪化して一時期国有化されたものの、2000年にソフトバンク、オリックス、東京海上火災(現・東京海上日動火災)、その他金融機関からなる投資グループを株主として再出発し、2001年に現在の社名に変更された。2003年には筆頭株主であったソフトバンクが保有する全株式を米国の投資ファンドであるサーベラスグループに売却。近年は業況も好調に推移している。その結果として経営方針にも変化が現れ、これまでのような一方的な経費削減方針から、必要と思われることに積極的な投資が行われるようになった。 今回取材した業務クライアント移行プロジェクトも、あおぞら銀行の積極的なIT投資の一環である。その目的は、ローカルPCにデータを保存しないシンクライアント環境へ移行することにある。アプリケーションやデータをサーバーで集中的に管理することで、IT

  • ミクシィ笠原社長、「世の中にない、新しい価値を生み出す会社に」

    株式会社ミクシィは、言わずと知れた日最大のSNS「mixi」を運営する企業です。SNSがWeb 2.0であるか?ということについては異論もあるかと思います。SNSはその規模の大小に関わらず、やはりクローズドなコミュニティだからです。筆者も、原則としてはSNSという事業モデルをWeb 2.0的である、とは考えていません。しかし、(2006年5月現在で会員400万人を超えたという)mixiほどの規模を持てば話は別です。Web 2.0における、Webの量的変化に大きく寄与し、老若男女を問わず、多くのユーザーをWebに参加させることになった原動力の一つとして、今回は株式会社ミクシィ代表取締役の笠原健治氏にお話を伺います。 ■ mixi開設3週間で手応え ―まずは自己紹介をお願いいたします。 笠原氏 1997年11月、大学在学中にFind Job !という求人情報サイトの運営を開始しました。これが

  • gooは果たしてWeb 2.0なのか?―gooブログ村井チーフプロデューサーに聞く

    今回のゲストは、NTTレゾナントでgooブログのチーフプロデューサーを務める村井説人氏です。村井さんは、いわばWeb 2.0の主要サービスの一つであるgooブログの企画などを担当されている人です。 ■ gooの組織について ―まず自己紹介をお願いします。 村井氏 gooでブログサービスのプロデューサーを務めている村井といいます。よろしくお願いします。 ―お願いいたします。村井さんが統括しているサービスと、村井さんのチーム構成について説明いただけますか? 村井氏 はい。まず、gooはNTTレゾナントのポータル事業部という部署で運営しています。ポータル事業部はブログをはじめとしたコミュニティサービスを運営する部門をはじめ、検索サービスや各種コンテンツを扱う部門、広告営業の部門やEC事業を営む部門、デジタルコンテンツを取り扱う部門などに分かれています。僕はこのコミュニティサービスの部門、名称

  • 実は企業に最適? Googleのエンタープライズサービスを分析する

    Googleといえば、サーチエンジンだけでなく、さまざまなインターネット上のサービスを提供している。多くのサービスは、一般ユーザー向けのモノと思われているが、Googleにおいてもエンタープライズ向きのサービスが提供されている。実際、GoogleマップやGoogle Earthなどのサービスも企業において有償で利用することができる。 「Googleでは、ユーザーに提供するサービスを企業向けとか、一般ユーザー向きとかに分けて開発しているわけではありません。基的には、多くの皆様に利用できるサービスを開発しています。その中で、企業でも利用できるサービスを切り出して提供しています。このため、企業でなくても、学校やNPO法人など、非営利の組織やSOHOなどの小さな組織で利用できるシステムが提供されています」と語るのは、グーグル株式会社のエンタープライズセールスマネージャーの大須賀利一氏だ。 「Go

  • ネットの革命「ロングテール」に異議 論争白熱

    「Web 2.0」は、IT業界のみならずビジネス界全体の流行語となっている。そのなかでも関心を集めているキーワードが「ロングテール」(Long Tail)だ。このロングテールをはやらせた米Wired Magazine誌の編集長、Chris Anderson氏は7月、米国で著書『The Long Tail』を出版。勢いを加速した。だが、あっという間にベストセラーとなったこの『The Long Tail』に対して、米The Wall Street Journal紙のコラムニストが「誇大だ」と反論している。 「ロングテール」(長い尾)はマーケティング用語で、あまり売れない膨大な商品群を指す。商品を売上数順に並べたグラフを描くと、少数の売れ筋商品が“恐竜の頭”のように持ち上がり、ほとんど数が売れない大半の商品が延々と“長い尾”のような形になるというものである。インターネットの普及で、こうした“死に

  • 【クラウドコンピューティング】次のパラダイムシフト? 「クラウドコンピューティング」とは

    このところ、「クラウドコンピューティング」(cloud computing)という言葉を、よく見かけるようになった。つい先週もIBMとGoogleが、大学向けのクラウドコンピューティングを推進する「Academic Cluster Computing Initiative」を発表している。「Web 2.0」に続く流行語になりそうな予感だ。 クラウドは、“インターネットの雲”を指し、ネットワークを雲の図で表すことから来ているという。クラウドコンピューティングをインターネットの“あちら側”と表現する人もいる。 インターネット常時接続が普及して、さまざまな処理がサーバー側で行われるようになった。ユーザーのデスクトップで動いていたアプリケーションはサーバー側に、データはデータセンターに移動する。クラウドコンピューティングは、こうした環境を言う。アプリケーションをWeb経由で利用するSaaSと同じよ

  • ドリコム内藤社長「Web 2.0はソーシャルデータベース」

    今回は、2月9日に上場を果たしたばかりのドリコムの内藤社長をお迎えして、お話を伺いました。特に、昨年12月12日に発表したWeb型RSSリーダーを中心とした新サービス「ドリコムRSS」に関する詳細を語っていただいています。U30(20代の若手経営者)の代表の一人としても注目を浴びる内藤氏が考えるWeb 2.0とはなにか、どうぞお読みください。 ■ 子供の頃から起業を目指す ─まず、簡単な自己紹介をお願いできますか? 内藤氏 ドリコムの社長をしている内藤です。少し前までは京都大学経済学部の学生だったのですが、最近中退しました(笑)。小さい頃は発明家になりたいとずっと思ってましたが、いつからか事業家になることを夢見るようになりました。出身は東京なんですけど、発明とかイノベーションというイメージを、京都に対して強く持っていたので京大に入りました。入ってみると、特に変わったことは無かったんですけど

  • Web 2.0とは何か?

    筆者は、自分自身でもWeb 2.0に関わる事業を行っていく立場にあります。また、さまざまなブログや著作を通して自らの見解を発表させていただく機会にも恵まれているわけですが、連載ではWeb 2.0におけるビジネスモデル情報・分析を適宜お届けしていきたいと考えています。 特にケーススタディを重要視し、原則として、Web 2.0という領域に関わる企業や組織のキーマンをお招きして、Web 2.0をキーワードにインタビューしていきます。実際に事業に携わる最前線の人たちの生の言葉をお伝えすることで、Web 2.0のリアルな部分に焦点を合わせていけることでしょう。 今回はその導入部として、まず筆者が「Web 2.0とは何か」を整理してみたいと思います。 ■ Web 2.0とは、進行中の環境変化 改めて、「Web 2.0」という言葉を目にしたり耳にしたことがある方は、少なからずいると思います。 この数年

  • 「Movable Typeで世の中のWebをXHTML+CSSに変えていきたい」スカイアークシステム小林社長

    今回お呼びした株式会社スカイアークシステムという会社はいわゆるWeb制作会社、しかも2004年に創業したばかりの若い会社です。「Web制作会社が果たしてWeb 2.0的企業であるのか」という疑問をもたれる読者も多いかもしれません。サービスではなく、プロダクトでもなく、クライアント企業向けサイト開発を手がける企業は、確かに典型的なWeb 2.0企業ではない、でしょう。しかし例えば、iPodの形状を作るための金型は日の中小企業製だそうです。最先端をいくプロダクトを支える最先端の技術は、意外に少人数の職人的企業が持っていたりするのです。スカイアークシステムは、きれいなWeb、つまり構造的なWebを広めていくというポリシーを高く掲げており、Webの進化を考える上で、同社代表取締役の小林晋也氏の言葉にはWeb 2.0のトレンドを理解するうえで、多くのヒントがあると考えます。 ■ MTベースのサイト

  • Enterprise Watch

  • 「PCをはるかに超えるトラフィックを持つケータイの世界」DeNA守安氏

    株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は設立当初には独立系オークションサイトとして知られていましたが、今ではモバイル事業にも参入し、eコマース領域での多角化を目指している企業です。今回は、DeNAのモバイル事業を推進する取締役モバイル事業部長の守安功氏の話を伺います。 ■ PCオークションからケータイ・オークション ―まず自己紹介をお願いいたします。 守安氏 はじめに会社の説明をさせてください。DeNAは1999年に設立したeコマースのエキスパート企業です。最初はC2C(消費者間ビジネス)のオークションサイトであるビッダーズの運営からはじめましたが、2004年3月からはケータイ向けのサービスに進出しました。 ―ケータイ向けのはじめのサービスは? 守安氏 モバオクというサービスです。その名のとおり、モバイル上でのオークションサービスです。われわれはケータイ・オークションと呼んでいます。会員数

  • 世界にコンピュータが5つしかない時代がくる

    今回のゲストは、著書「ウェブを変える10の破壊的トレンド」で日米のベンチャーマインドにおける彼我の違いに対する警鐘を鳴らす渡辺弘美さんです。筆者のマンスリーイベントWBS2.0にもよく足を運んでくださる渡辺さんは、ニューヨーク駐在から昨年戻られたばかりです。アメリカ側からみた、Webビジネスのトレンドとは何か、お話を伺いました。 渡辺 弘美(わたなべ ひろよし) 2007年6月まで日貿易振興機構(JETRO)ニューヨークセンターでIT分野の調査を担当。インターネット、ITサービス、セキュリティ分野などの動向を毎月まとめた「ニューヨークだより」に定評あり。近著に「ウェブを変える10の破壊的トレンド」(ソフトバンククリエイティブ)や「セカンドライフ創世記」(インプレス)がある。東京工業大学卒。福岡県出身。 ホームページはこちら。 小川氏 ニューヨークからはいつ戻られたのですか? 渡辺氏 去年

  • GoogleがOSに進出?

    Googleが今度はデスクトップOSの提供を計画している―。こんなニュースが伝えられた。しかも、ベースはLinuxディストリビューションという。当ならば、長らくデスクトップ分野への進出を狙ってきたLinux陣営にとって大きなインパクトを与えるだけでなく、デスクトップでの覇権争いを左右する可能性もある。 1月31日、英IT専門サイトの『The Register』は「Google at work on desktop Linux」というタイトルで、Googleが社内OSとして「Goobuntu」というLinux OSを開発・利用していると報じた。同サイトによると、Googleの広報担当者はGoobuntuの存在を認めたが、プロジェクトの目的や外部に提供する計画があるかについては、コメントを避けたという。また、Ubuntuのサポートを担当する英Canonicalもこれを認めている。 Goog

  • 社内情報共有ツールとしてのブログ、その運用ノウハウを探る

    個人ユーザーの間で急速に広まっているブログを使って、社内情報共有やコミュニケーションの活性化につなげられないか。そんな考えを持つ有志らが集まって事例やノウハウを共有する勉強会が12月10日に開催された。会には、すでに社内ブログを導入している、あるいは検討している企業担当者のほか、シックス・アパートやサイボウズなどのベンダー関係者も集まった。 ■ シックス・アパートが企業へのブログ展開を格化 ブログが個人の情報発信ツールとして定着しつつあるのは周知のとおりで、ビジネスにおいてもPRやマーケティングなどを目的としたブログを公開する企業が増えている。対してブログを社内(イントラネット)で利用しているという企業はまだ少なく、認知されているとは言えない状況だ。しかし、ブログの特性がインターネットだけでなくイントラネットにおいても有用であり、従業員同士の情報共有・コミュニケーションツールとして拡大さ

  • 安価&大容量ディスクサブシステムに欠かせないデータ保護技術「RAID 6」

    HDDの使用効率とアクセス性能のバランスに優れたRAID 5。このため、多くのディスクサブシステムは、HDDの障害に備えてRAID 5でデータ保護を行っている。しかし、ディスクサブシステムを構成するHDDの記憶容量と台数が増え、しかもコスト削減を目的としてATA HDDを搭載するようになり、RAID 5では十分なデータ保護を行えないケースが見受けられるようになった。また、SANやNASを通じて1台のディスクサブシステムを複数のサーバーから共有する形が一般化しており、ディスクサブシステムのデータ損失が複数のサーバーに影響を与えてしまう。 そこで、こうした数々の問題に立ち向かうために、RAID 5よりも強固なデータ保護を可能にするRAID 6をディスクサブシステムに実装するケースが増えてきた。今回は、RAID 5で十分にデータ保護を行えない理由を定量的に説明した上で、今回のターゲットであるRA

  • グリー田中社長、「継続してこそ、世の中に影響を与えることができる」

    今回のゲストはmixiと並ぶSNSの雄、GREEを運営するグリー株式会社代表取締役社長の田中良和氏、および取締役最高技術責任者の藤真樹氏です。 SNSをWeb 2.0的と考えるかどうか、という点では意見が分かれるところとおもいます。筆者は近著「Web2.0 BOOK」にも書いたように、Web 2.0とはWebの「質的変化」と「量的変化」によって生まれた新しいWebの状態とトレンドであると考えています。量的変化とはWebへの参加者が増えたことと、それによってデータ量が増大したことを指しますが、SNSはブログと並び、量的変化をもたらした要因の一つであるといっていいでしょう。 ■ 95年頃からネットに興味が ―今日はよろしくお願いいたします。まず、自己紹介をお願いできますか? 田中氏 大学に95年に入った時期が、ちょうどWindows 95が出たときだったんですね。18、19歳というと何か力を

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