日銀総裁の後任候補として、参議院議院運営委員会で所信をのべる元大蔵・財務事務次官の武藤敏郎副総裁(中央、肩書きは当時)。左は伊藤隆敏・東大教授、右は白川方明・京大教授(当時)、各副総裁候補(2008年3月11日、国会で) 衆院選は自民党の大勝で終わり、自民、公明両党を中心とする政権が復活する。 今回の選挙の論戦では、デフレ脱却、円高是正に向けて、あらゆる政策を動員すると宣言し、これまでの日本銀行の取り組みに強い不満を示した自民党の安倍総裁と、日銀の政府からの「独立性」を盾に反論した野田首相との間の溝が顕著になった。安倍氏がどのような政権の枠組みを作るにせよ、対日銀の関係で、自民党と民主党が折り合う余地は小さいようにも見える。 そこで注目されるのが、2013年4月8日に5年間の任期を終える日銀の白川方明(まさあき)総裁の後任人事だ。 安倍氏は衆院選で、「デフレ脱却もできなかった。円高是正もで
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