参院選で当選を果たした俳優・山本太郎氏(38)が、直後のインタビューの中で「僕自身が裏切って、支援者に命を狙われるのが怖い」と意味深な発言をした。この言葉が、山本氏の当選を報じた新聞などで紹介され、いったい何事かと波紋を広げている。山本氏は何を言いたかったのか。 2013年7月21日午後9時過ぎ、早々と「当確」を得た山本氏は詰め掛けた支援者に囲まれていた。はしゃぐ周囲をよそに、山本氏は「浮かれているわけには行かない。これからがイバラ道」といい、ひとり神妙な表情だった。 ■反対派に命狙われることは怖くない 山本氏は、マスコミ各社からの質問に応えながら、2011年の震災直後、公然と「脱原発」の声を上げ始めたころについて、 「一番最初に声を上げたときには、しがらみだらけの世界(芸能界)にいた。なので、その中で声を上げるというには恐怖感がありました」 と振り返った。しかしその「恐怖感」は