オーストリアのグラーツ工科大学の研究チームは2018年7月27日(現地時間)、現代のプロセッサの「投機的実行」という機能を悪用する新たな脆弱(ぜいじゃく)性を発見したとして、論文を公表した。これまでに発覚した「Spectre」の脆弱性に関連して、「NetSpectre」と命名している。 研究チームによると、NetSpectreの脆弱性は、Spectreの「Variant 1」と呼ばれる脆弱性(CVE-2017-5753)をベースとするもので、投機的実行の仕組みに伴う「副作用」を利用して攻撃を仕掛け、他のプログラムのメモリコンテントを読み取ることが可能とされる。 これまでのSpectre攻撃と異なる点としては、「NetSpectreは標的とするデバイス上で攻撃者がコントロールするコードを一切必要とせず、従って何十億ものデバイスに影響が及ぶ」と研究チームは説明している。 これまでに発覚したSp
日本大がアメリカンフットボール部の悪質タックルの事実解明のために設置した第三者委員会(委員長・勝丸充啓弁護士)が30日午前、大学当局に最終報告書を提出した。これを受け、日大は同日午後、東京都内で臨時理事会を開き、内田正人前監督(62)と井上奨【つとむ】元コーチ(29)を懲戒解雇処分とした。大学の信頼を著しく損なわせたことが理由という。 第三者委は同日夜、都内で勝丸委員長らが記者会見して最終報告書を公表した。その中で、内田氏の指導体制を、選手に対し一方的で過酷な負担を強いる「独裁」「パワハラ」と批判した。経営トップの田中英寿理事長(71)の責任についても「自ら十分な説明を尽くすべきところ、今も公式な場に姿を見せず外部に発信していない」と指摘した。
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