スイスの高級ブランド「パテック・フィリップ」の限定腕時計を付けて306万円で販売された「ミリオンプレシャス」=東京都港区で2016年1月26日、野村房代撮影 「世界で一つの名品」付き200万円超の雑誌も登場 出版不況が深刻化する近年、富裕層にターゲットを絞ったファッション誌の創刊や企画が目立っている。少子化やスマートフォンの普及で活字から遠ざかる若者が増える中、紙の雑誌は「お金と時間にゆとりのある大人」に活路を見いだそうとしている。【野村房代】 「世界で一つの名品」が付いた200万円超の雑誌−−小学館は昨年9〜12月、女性月刊誌「プレシャス」の特別版「ミリオンプレシャス」の購入者をインターネットで募集した。 3号連続企画で、各号1冊ずつ1人に販売。中身は書店に並ぶプレシャスと同じだが、表紙と背表紙が特別仕様で、それぞれに高級ブランド品が付いてくるというもの。第1弾の「付録」はイタリアの高級
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