昨年秋の発売以来「販売好調」と伝えられていたサムスン(Samsung)のAndroid搭載タブレット「Galaxy Tab」だが、ここに来てその実売数に関する同社幹部のコメントが注目を集めている。 Wall Street Journalの「Digit」ブログが米国時間1月31日に報じたところによると、先週金曜日(28日)に行われたサムスンの決算発表のなかで、同社のリー・ヨン・ヒ(Lee Young-hee)という幹部が、先月公表した「累計販売台数200万台」などの数字はユーザーへの実売数ではないことを明らかにしたという。そして、出席した投資銀行のアナリストからの実売数に関する質問に対して、この幹部は実売数が公表した数字に比べて「きわめて少ない」("quite small")と認めたものの、具体的な数字は示さなかったという。 この幹部の説明によれば、サムスンから流通業者への販売台数を表す「セ