森村泰昌の個人美術館「M@M(モリムラ@ミュージアム)」が大阪・北加賀屋に開館。こけら落としで貴重な80年代の作品を展示美術家・森村泰昌が自身初となる美術館「M@M(モリムラ@ミュージアム)」を大阪・北加賀屋に開館させた。2つの展示室に加え、ライブラリーやサロン、ミニシアター、ショップからなるこの美術館の概要をレポートでお届けする。 レンブラントの作品をモチーフに9つの自画像を同居させた《九つの顔》(1989)をはじめ、一貫して自画像をテーマに作品を発表してきた美術家・森村泰昌。その作品をいつでも見ることができる美術館「M@M(モリムラ@ミュージアム)」が11月3日、大阪の北加賀屋に開館した。 M@M(モリムラ@ミュージアム)外観 北加賀屋エリアでは、2004年に名村造船所跡地が近代化産業遺産に指定されたのをきっかけに、芸術・文化の発信地として活用する取り組みがスタート。09年には「北加賀
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