今回は珍しく、お金の話です。 じぶんが2015年に立ち上げた新しい住まいの形「ギルドハウス十日町」。この4年と3か月のあいだに延べ7,800人以上の冒険者を迎えてきました。 そのうち共同生活を営んできた人数は、最近またひとり住み始めてちょうど60名になりました。今年になってからだとちょうど10人目です。あとそれから、数日滞在したひとも数えれば、いったい何人になるのやら。 たった6軒しかない山奥の限界集落において、お店でも宿でもない一軒に全国・海外からそれほどのひとの関係性が築かれる家は、おそらく他にあまり例がないでしょう。 そして、そこでのひとり当たりの一か月の生活費ですが、食費・水道光熱費・インターネット代をすべて含めて2万5,000円としています。 ただしその2万5,000円というのはあくまで対外的に示すための参考値であって、実際にはその額に満たない住人もいます。1円も出せていないひと
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