借りた車で時速200km超の暴走行為、全損事故でドラレコ映像隠蔽……個人間カーシェアの“ヤバい利用者” 税金や保険、駐車場といった固定費の高さから、マイカーの所有を「非合理的」と考える層が増えてきた。そうしたなか、新たなカーライフの形を提案するのが「カーシェア」のサービスである。 なかでも画期的な形態として利用者数を伸ばしているのが、アプリなどを通じて「貸したい側」と「借りたい側」をマッチングする「個人間カーシェア」のサービスである。貸す側は使っていない車を通じて収益化が見込め、借りる側は柔軟にエリアや車種を選べることが大きなメリットだ。 しかし気になるのは、赤の他人どうしが高額資産を貸し借りすることのリスクである。実際に、個人間カーシェアにおいて生じているトラブルにはどんなものがあるか。「貸す側」「借りる側」それぞれの立場で、トラブルに遭遇した人々に話を聞いた。 ※個人間カーシェアの契約