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ブックマーク / t2.txt-nifty.com (12)

  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: [ネット規制]「優良(有害)」指定というのは、こう行われるようです

    東京都青少年健全育成審議会の議事録を見ていたら、「ガラスのうさぎ」という映画を優良作品として推奨するかどうかについて審議した平成17年6月13日の一こまが興味深かった。  http://aqurl.info/u/47f7a7cc6  http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/index9files/543/gijiroku(543).pdf というのも、日ユニセフ協会の児童ポルノ法改定(改悪)キャンペーンに気を取られていたら、自民党の内閣部会と青少年特別委員会が未成年(18歳未満)を対象としたインターネットの「有害情報の規制」法案をまとめるなどネット規制が急になっていて、どうも青少年健全育成基法案と似たようなもんだと感じてたどり着いた次第。 ネット規制にばく進する自民党 「有害情報」を流せば懲役刑も|経済ジャーナリスト 町田徹の“眼”|ダイヤ

  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: [児童ポルノ]アップルパイ・イシューと対抗勢力としてのblog言論

    大仰なタイトルになってしまった。 「テロの恐怖・危険」と同様、特に「子どもの安全、安心」というテーマはapple pie issue=誰にも拒否できない話題=として、いつも恐怖を煽る材料に使われるようだ。 <サイバーポルノのエピソードは、どれほどいいかげんな研究でもパニックを起こせるという事実を示している。しかも困ったことに、パニックは研究の信頼性が否定された後にも生き続けてしまうのだ=「アメリカは恐怖に踊る」p113> 単純所持も罪に問う改定(改悪)児童ポルノ法案に関して、興味深い先行事例がアメリカにある。 1995年、米カーネギー・メロン大学の学部生だったマーティ・リム氏による“研究成果”が「タイム」誌に掲載された。 「オンライン・ポルノについて徹底的な研究」を行ったところ、「91万7410ものきわどい写真や、表現や、話題や、映像を発見」。また、「ユーズネット(ニュースグループのネット

  • 踊る新聞屋―。: [はてブ]水平分業の情報流通。SBSのメディア化と欠陥―被fav数が50超えました

    ■はじめに 昨年末から50を超えたり切ったりしていた「はてなブックマーク」の被お気に入り数(被fav数)が55程度で安定してきました。自分のブクマがどう利用されているのか、ちょっと分かりかねますがともかく、ありがとうございます(!?) 膨大なウェブページから個々人に有用なページ・情報をピックアップする方法(UFOキャッチャーアーキテクトという言い方もありますが)の代表例が検索エンジンでして、その社会的影響力は相当認知されていますが、ソーシャル・ブックマーク・サービス(SBS、ブクマ)はどうでしょう。  SBSのメディア化と欠陥について、被fav数50超えを機に考えてみましたが、大したオチがつかないので暇な方は期待しないで読んでください。 ■被fav数50って? そもそも、被fav数50の影響力はどんなもんなんでしょう? すごいブックマーカーの被fav数はすでに1000を超えているので、50

  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: 「素人の感覚」と旧社会党的「台所感覚の政治」の耐え難い緩サ

    トンデモで知られる自称科学者さんが「相対性理論は間違っている」と主張して、その理由を聞かれて「私には理解できないからである」と答えた-という話をどっかで読んだことがある。 確かに、時間が遅れるとか空間が歪むとかいった話は「世間の常識」や「一般人の感覚」「素人目線」では理解し難いし、相対性理論をちゃんと理解している人というのは自分も含めてほとんどいない。でも、世間はそれを受け入れている。というのも、いろいろな観測や実験、追試が積み重ねられ、その正しさが相当程度の手続きによって証明されているからで、理解できないからウソ・間違っているというなら、人間は天動説から一歩も進めない。 ということでまぁ、完全に明後日の方向に行った人は別として、「一般人の感覚からして」「素人の目線で言うと」「世間の常識」というような物言いは、一見、世間を代表した葵の印籠のように使われるけど、実はただの無知であったりトンデ

  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: [日記]村上ファンド事件の判決を見て、政権交代の必要性を痛感した

    裏付けのない未確定情報はインサイダー情報とはみなされない。なんでもかんでもインサイダーになれば、自由な株取引ができなくなってしまう。  んで、どうも日では自由な株取引はできないらしい。俺は株をやらないし村上さんがどうなってもあまり何とも思わないのだけど、それでいいのでしょうかという気がする。 村上ファンド事件判決はつまり検察統制経済の始まりで、やっぱり政権交代がないと、検察・警察含む行政機関の暴走は止まらないんじゃないかと思う。 判決が出る前、魚住昭さんが「官僚とメディア」で、村上ファンド事件(ライブドア事件)の問題点について簡潔に触れていた。 亜 村上ファンド事件では、2004年11月8日の「聞いちゃった」「言っちゃった」の場でのやり取りがインサイダー情報に当たるかどうか、が争点だったらしい。  しかし、この場での情報はあくまで漠とした内容に過ぎなかったようだ。 ライブドアのニッポン放

  • 踊る新聞屋-。: [book][本][media][教育]「血が穢れている」覚えてます? 本棚■でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相

    [book][][media][教育]「血が穢れている」覚えてます? 棚■でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相 「アメリカ人の血が混じっているから血が穢れている」「お前は生きている 価値がない。早く死ね」といった暴言、「ミッキーマウス」と言っては体が浮きちぎれるほど耳を引っ張ったり、「ピノキオ」と言っては血が出るほど鼻をつまんで引っ張り回すような体罰。 2003年6月、朝日新聞が「曾祖父は米国人 教諭、直後からいじめ」と取り上げ火がついた福岡市小学校での「殺人教師事件」。その後、週刊誌やワイドショーが大々的に取り上げたので、覚えている方も多いでしょう。処分が停職6月で、「軽すぎる」と世論も沸騰しました。ただ、その後の経緯は、地元以外ではほとんど知られていないでしょう。 結論から言うと「事件」は、いわゆるモンスター・ペアレントの虚言と妄想に、学校やマスコミ、弁護士が踊らされて繰り広げら

  • 踊る新聞屋―。: [社会]「『安全神話の崩壊』という神話」が崩壊する足音が聞こえる?かな

    <「昔は良かった」的な論客は、昔の少年は倫理観があって、今の少年は全然ダメだ、心の教育が必要だ、みたいなコトを言いがちです。 教育については、単なるノスタルジーや感情論に基づく政策論争が多すぎるように感じます。 教育改革も、少年犯罪対策も、統計に示されている客観的事実を踏まえた上で議論を進めていく必要があるのではないでしょうか。 誤った情報や誤解に基づく政策論争は、政策論争を不毛にし、政策の質の低下につながります。> えと、極めて真っ当、まさにその通り!の一文なんですけど、これを書かれているのは、衆院の教育再生特別委員会委員でもある自民党の衆院議員さん。  <衆議院議員 山内康一 の「公募新人奮闘記」 「凶悪化する少年犯罪」のウソ> 芹沢一也氏の「ホラーハウス社会」を読まれての一文です。「安全安心対策」とか言えば、共産党まで諸手をあげて関連予算に賛成する「安全メルトダウン」「安全神話の崩壊

  • 踊る新聞屋―。: 石原慎太郎さん曰く、阪神大震災「首長の判断が遅くて2000人が死んだ」は事実、なのか

    石原慎太郎さんが三選を決めた直後からすっ飛ばしている。阪神大震災での自衛隊の災害出動要請に関して「首長の判断が遅くて2000人が死んだ」とか。  http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070410k0000m040068000c.html  これには変形があって、当時村山富市首相が自衛隊の出動を認めず「数千人を見殺しにした」という。 当時の政府のドタバタぶりはまだ記憶に新しいので、「なるほど!」と聞き流せそうな話ではあるけど、webをちょこっと巡回するだけで、これはどうも事実とはほど遠い、ということが容易に分かる(詳細は「続きを読む」以下)。 もちろん、自衛隊の災害出動が早いに越したことはないけど、自衛隊を含めた公助には限界があり、災害対応については近年、自助と共助(互助)、公助の適切な組み合わせと「減災」がキーワードになってい

  • 踊る新聞屋―。: winny事件とネット規制―「猥褻」と「著作権」の「幇助」。そして

    「FLMASK事件」を思い出しました。事件があったのは1997年なので、もう10年前。若い人は知らないだろうなぁ…と妙な感慨を持ってしまいました(俺もまだ若いのだ)。  FLMASKというシェアウェア画像処理ソフトのDLページから、FLMASKでモザイク処理された猥褻画像ページへリンクを張ったことが、猥褻図画公然陳列の幇助に問われた事件で、当時は「リンクが犯罪になる」「官庁のページからも10クリックすれば猥褻ページに行けるぞ」などと、掲示板やniftyのフォーラムで大騒ぎになっていました。 FLMASK事件でも、(当たり前ですが)幇助の認定の是非が争われていました。 winny事件について、もうテキストが溢れかえって自分なぞ出る幕もないのですが、id:mindさんがこちらで<「幇助の故意」は幇助犯の成立を限定する道具概念としての機能を失った?>と指摘されているのに乗っかって。 結局、幇助の

  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: [winny事件]放置も法治も罪刑行政裁量主義

    去りにし日々、今ひとたびの幻 コメント、TBは承認制ですがご自由に 2005/5/5~ http://t2news.exblog.jp/ から引越し 2008/3~改題 結局ですね、専門家や社説が法理論や社会常識をもってwinny有罪の正当性を解説しても、ではwinnyは摘発されてもYouTubeやgoogleが摘発されない多重基準や恣意性を誰もが納得できるよう論理的かつ説得力を持って明快に、「だからwinnyは有罪なんだ」と解きほぐした例というのは見当たらない。 YouTubeなんて、梅田さんが「確信犯」(故意犯)というほどで、<My Life Between Silicon Valley and Japan - 「確信犯」的な態度を貫く「ユーチューブ」の加速感>日関係者も著作権被害を多数被っている(ことになっている)のにですね。  別に、社がアメリカだからといって、実行行為が

  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: 安倍さんと安倍さん人気のシャドウ・ボクシング

    去りにし日々、今ひとたびの幻 コメント、TBは承認制ですがご自由に 2005/5/5~ http://t2news.exblog.jp/ から引越し 2008/3~改題 仕事の都合で「美しい国へ」を買う羽目になった。730円+税。経費請求してやりたいとこだけど、器が小さいのがばれそうなので涙を飲んで自腹だ。というか、そもそもそんな請求はできない。 <華氏451度:安倍官房長官の「」><マガジン9条『今週のキイ』>はじめ、いろいろと書かれているので、やや斜に構えてみると、どうも、安倍さんはシャドウ・ボクシングがお好きなようだ。 例えば。<はじめて出会う外国人に、「あなたはどちらから来ましたか」と聞かれて、「わたしは地球市民ですと」と答えて信用されるだろうか。「自由人です」と答えて、会話がはずむだろうか。 (p92)> そもそも、こんな奴ぁいないだろ。少なくとも、俺は見たことないぞ。

    westerndog
    westerndog 2006/09/20
    お手並み拝見ですな
  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: 極小にまで細分化されたコミュニティが、ヘイトスピーチを加速させる、かな?

    サイバースペースでは筆が滑りやすい。自身を振り返っても、過去ログやmixi日記というのは、読み返してこっ恥ずかしいことが度々である。 「加藤紘一氏の自宅が炎上したのは自業自得」「加藤氏宅炎上は靖国否定派の自作自演」…。どう思おうと勝手で自由ではあるけれど、暴力を是認する言説や根拠のない推測(ですらない)はこれまで、真っ当なメディアで取り上げられることはなかった。編集者が排除する。それは情報操作とか以前の、当然の話だ。  しかし、サイバースペースでは、そんな言説が歯止め無く流布し連鎖する。 以前から、こうしたヘイトスピーチがあることは知ってはいても、実際に活字(画面)で見るのは嫌なものだ。  発達したツールにより極小にまで細分化されたコミュニティが、ヘイトスピーチを加速させる、のかな? Munchener Brucke - 加藤紘一元自民党幹事長宅焼かれる を読んで、そんなことを考えた。 <

    westerndog
    westerndog 2006/08/17
    「サイバースペースでは、そんな言説が歯止め無く流布し連鎖する」が、他人の口に戸は立てられない。そういう風評を見た時に調べて考えて嘘を嘘と見抜く情報リテラシを各個人が身に付け煽動されないようにgdgd
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