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ブックマーク / bokukoui.exblog.jp (8)

  • チンドン屋たちの暴走 SNS時代の「オタク」と表現の自由、赤松健氏の出馬について | 筆不精者の雑彙

    来たる7月10日は参議院議員通常選挙ですが、この選挙に出馬してネット上で話題になっている候補といえば、自由民主党から「表現の自由」を標榜して出馬している、漫画家の赤松健氏でしょう。ネット上で数的に多い「オタク」を称する層に、山田太郎議員ともども強くアピールしており、おそらく当選するものと思われます。 しかし私は、赤松氏や同氏を持て囃すような自称「オタク」が唱える「表現の自由」とは、来の精神から遠く隔たったものであり、むしろその質を破壊しかねないものであると考えます。そこで選挙を前に、表現の自由と「オタク」との関係について、いままで度々ツイートしてきたことをまとめ、志ある方へ今後の政局に関する参考にできればと思います。 このブログではかつて、東京で起こった「非実在青少年」をめぐる表現規制について批判的に何度も取り上げ、タグ「表現をめぐる自由や規制のことども」を作成しました。いくつものイベ

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  • ロフト「秋葉原通り魔事件 絶望する社会に希望はあるか」レポ(2) | 筆不精者の雑彙

    新宿ロフトプラスワンで行われたパネルディスカッション「秋葉原通り魔事件 絶望する社会に希望はあるか」のレポの続きです。(1)はこちら。 (承前) 東:宮台氏の言っていることは、民主主義が不要ということ。そのことを宮台氏は分かっているはず。民主主義的な言論の戦いとは自分の信者を安心させるだけで、実際はロビイングで決まる。 宮:(メモ不整)自分はラディカル・デモクラシーは大事と考えている。意思決定は皆の合意の上にやってはいけない。意思決定はパターナリズム、つまりお節介が行う。しかしこれは異議申し立てに対し開かれていなくてはならない。 東:それは分かる。大きな問題が今はなくなって、シングルイシューしかない。大きな問題が「ない」ということで連帯しようという議論もあったが、それは失敗した。 宮台氏は政治的なアリーナとは必要と思っているのか。宮台氏の言葉をそのままなぞれば、民主主義も論壇も言論も要らな

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  • ロフト「秋葉原通り魔事件 絶望する社会に希望はあるか」レポ(1) | 筆不精者の雑彙

    新宿ロフトプラスワンにて、秋葉原通り魔事件についてのパネルディスカッションがあるというので、事件の現場に居合わせた者として、先月に同じロフトの阿佐ヶ谷でやはり行われたトークライブにも行きましたし、今回も何とか時間をやりくりして行ってみました。 今回のイベントの主旨と参加者は、ロフトのサイトから書き写すとこんな感じです。「秋葉原通り魔事件──絶望する社会に希望はあるか」 秋葉原通り魔事件は単なる半狂人による特殊な犯行ではない。宮崎勤幼女殺人事件、オウム事件、酒鬼薔薇事件と続くこの20年の社会の闇の部分──若者達の不満や怒りを見据えないと、事件の真相は見えてこない。『現実でも一人。ネットでも一人』という絶望的な状況で人は脱社会化するしかないのか? 【出演】宮台真司(社会学者)、東浩紀(哲学者/批評家)、切通理作(評論家)、雨宮処凛(作家)、月乃光司(こわれ者の祭典)、タダフジカ(ギタリスト)、

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  • 「ロフトA メディア時評~世界のアキバのいま」@阿佐ヶ谷ロフト 感想 | 筆不精者の雑彙

    以前の記事でもちょっと触れましたが、先月8日の秋葉原通り魔事件について考えるトークイベントが阿佐ヶ谷ロフトでありました。で、そこに「革命的非モテ同盟」の古澤書記長が出演するということなので、色々繰り合わせて行ってきました。書記長と小生ともども秋葉原通り魔事件にその場で居合わせた、めかちゅーん氏とヨブ氏も足を運ばれていました。 今回のイベントは「ロフトA メディア時評~世界のアキバのいま」と題し、パネラーは 井上トシユキ(ジャーナリスト) 鈴木邦男(一水会顧問) 赤木智弘(作家 / フリーター) 古澤克大(革命的非モテ同盟:書記長) ウェルダン穂積(芸人 / 自称革命家) スパルタ教育(過激芸人) 中沢健(歩く雑誌) ということで、今回の事件の犯人の抱えていた問題に対応して、ネットに詳しい井上氏、ワーキングプア評論家(?)赤木氏、「非モテ」ということで書記長(事件に遭遇したということは今回の

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  • 続「アキバ解放デモ」一周年 ネットとの付き合い方に関してなど | 筆不精者の雑彙

    昨日の記事の続きです。いろいろあって遅くなりまして済みません(実質一日遅れですね)(追記:結局2日遅れになりました)。 気力体力の衰退著しく、とても纏まったことは書けないので簡単に。 「アキバ解放デモ」は、その参加者に対して総括を示せなかったということで、主催者側に多大な問題があったと思います。ネット上の批判(決して正当な証拠に基づいたとはいえぬ)に晒されたとはいえ、デモはネット上ではなく街頭で起こったことであるのに対し、ネット上の「世論」のごときものによって肝腎の街頭行動の意味を見失った、その不手際は批判されるべきです。 おそらく主催者側も、このデモがネットの力と何か密接な関係があると考えたのかもしれません。しかし、前回の記事で書いたように、どうもこの驚くべき動員の裏には、ビラ撒きというグーテンベルク以来の? 古典的手段が少なからず奏功していたんじゃないかと思われる節があります。 ネット

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  • 「6・30アキハバラ解放デモ」一周年 秋葉原について思うことなど | 筆不精者の雑彙

    繰り返しになりますが、今月は通り魔や地震で思いがけず大きな出来事が身近に迫り、またごく最近知ったのですが、詳細は避けますが自分の知っている人に思いがけないこともあり、まったくもって碌でもないひと月でした。 今日でこの月も終わり、来月からはもっと平穏無事な日々であって欲しいとつくづく思います。 その碌でもない6月の終わりの日、6月30日とは、思い返せばあの「6・30アキハバラ解放デモ」の一周年にあたるのだなあとふと思い至りました。 あれから一年、ある意味今こそ「秋葉原解放」が求められるようにも思われますが、そして何でも「第2次アキハバラ解放デモ」を企画している人がいるとも仄聞しますが(前回のデモの中心人物の一人・「革非同」古澤書記長に聞いたら「何も聞いてない」とのことでしたが)、時の経つのの早さには愕然と致します。 まあ、ここ一年ばかり、小生自身が大変な不調沈滞の時期でしたので、余計早くも感

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  • 秋葉原通り魔事件 現場に居合わせた者の主観的記録 | 筆不精者の雑彙

    既にマスコミ・ネットなどで広く報知されていることですが、日秋葉原で通り魔事件がありました。今聞いたところでは、7名の方が亡くなられたとのこと。亡くなった方のご冥福と負傷された方のご快復を心よりお祈り申し上げます。 さて、何の因果か小生、この現場に居合わせておりました。思うに死んだ人に対し生きている人が出来ることというのは、死んだ人のことを記憶にとどめ忘れない(そして後世に伝える)ことだけであろうと思います。そこでその場に居合わせた者として、そこで自分が見聞きして記憶に残っていることを以下に整理し、事件の記憶をとどめる一助としたく思います。なお、どうしてもこのようなものはマスコミによる報道が「印象」を(その場にいた者にさえ)刻み込んでしまうものですので、小生はまだマスコミ報道に敢えて目を通さず、自分と同行の友人諸氏とが経験したことに基づいて、記録をまとめようと思います。ですので報道と矛盾す

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  • 続「アキバ解放デモ」極私的総括 或いは「やらないか(ベルギーを)」 | 筆不精者の雑彙

    昨日の記事の続きです。まさかこんなに長くなるとは・・・。 関連記事は以下の通り。 ・「6・30アキハバラ解放デモ」関連雑感 ・今日の秋葉原界隈~「6・30アキハバラ解放デモ」見学記 ・「6・30アキハバラ解放デモ」極私的総括 或いは「井ノ原春陽の憂」 ・「アキハバラ解放デモ」関連の現況雑感 それでは、前回の続きを。 〇古澤書記長の思想的基盤 デモが終わってから「革非同」古澤書記長と一部有志(山夜羽音先生も駆けつけました)が、某所で打ち上げといいますか貧乏くさく(笑)呑みつつ、諸般の話題について議論が出ました。その中で、小生は漸く古澤書記長の思想的バックボーン、もっと言えば書記長が何オタクなのかということについてある程度認識をすることが出来、さらにその思想的背景が齎すこの「運動」の、とりあえず現時点における限界と問題点もある程度明らかになったと思います。 では順を追って、まずデモの総括に

    続「アキバ解放デモ」極私的総括 或いは「やらないか(ベルギーを)」 | 筆不精者の雑彙
    westerndog
    westerndog 2007/07/03
    「結局古澤書記長とは何者なのか。彼はクラウゼヴィッツとプロイセン軍事思想をこよなく愛する元自衛官で、現在は軍事思想研究を大学でしておられます。あんまり共産主義的じゃないですね」
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