ブックマーク / logmi.jp (287)

  • 「目標管理への向き合い方」で、組織は4タイプに分かれる 多くの人が気づいていない、目指すべきたった1つのタイプ

    人気シリーズ『図解 人材マネジメント入門』や『図解 組織開発入門』の著者であり、企業の人材マネジメントを支援する株式会社壺中天の坪谷邦生氏が、MBO(目標管理)をテーマとした新刊の発行にあたり、各界のエキスパートと対談を行います。第10回は、株式会社令三社の山田裕嗣氏とNPO法人 場とつながりラボhome’s viの嘉村賢州氏とともに、「目標管理」で個人と組織がすれ違う要因と、その解決策を探ります。記事では「目標管理がうまくいっている人・そうでない人」の違いや、企業に見られる4通りのタイプについて解説しました。 個人と組織が信頼関係を持って進んでいくには 坪谷邦生氏(以下、坪谷):今回は「目標管理(MBO)とソース原理」というテーマでお話ししていきたいと思っています。まずは私から、目標管理について考えていることをお話しさせていただきます。 私は企業人事やその支援を行ってきましたが、個人と

    「目標管理への向き合い方」で、組織は4タイプに分かれる 多くの人が気づいていない、目指すべきたった1つのタイプ
  • 事業が軌道に乗ったのに、なぜか会社に“窮屈さ”を感じる理由 活力と自由度が失われる、組織の「官僚化」プロセス

    多摩大学大学院が主催で行われたセミナーの模様をお届けします。ナレッジ・アソシエイツ・ジャパン代表で2023年4月に多摩大学大学院MBA教授に就任予定の荻原直紀氏が登壇し、「チェンジマネジメント」をテーマに講演しました。あらゆる企業や組織は、事業成長とともに規律統制が強くなり、創造性や活力が失われていきます。再び新たな価値や事業を生み出すためには、「チェンジマネジメント」のスキルが必要だと荻原氏は語ります。記事では、なぜ組織は「官僚化」してしまうのか、その仕組みが解説されました。 ポジティブなカルチャーを作るリーダーの『チェンジマネジメント』スキルとは 荻原直紀氏(以下、荻原):日は「ポジティブなカルチャーを作るリーダーの『チェンジマネジメント』スキルとは?」というテーマで、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。 流れとしましては、最初に「なぜこのテーマなのか」ということ、それから日

    事業が軌道に乗ったのに、なぜか会社に“窮屈さ”を感じる理由 活力と自由度が失われる、組織の「官僚化」プロセス
  • 「目標を共有するチーム」より強いのは「悩みを共有するチーム」 スクラムマスターが実践して気づいた、1on1“7つのコツ”

    Agile Japanは、日中にアジャイルの価値を浸透させ、日の変革を促進することを目指しています。あらゆる業界や職種の方が集まり、実践者も初学者もともに建設的な意見交換ができる場です。「Agile Japan 2022」に登壇したのは、株式会社セブン銀行・スクラムマスターの小林公洋氏。LeSSにおける1on1の取り組みの工夫と結果について発表しました。 セブン銀行・スクラムマスターの小林公洋氏 小林公洋氏:それでは「LeSSではじめる1on1」を始めたいと思います。 まず簡単に、自己紹介をさせてもらえればと思います。セブン銀行の小林と申します。主な経歴としてはシステム開発をずっとやってきています。約3年ほど前にセブン銀行に転職をしています。セブン銀行は4、5年ぐらい前から内製開発に取り組んでいるのですが、内製開発を行っているグループが「プロダクト開発グループ」というところになっており

    「目標を共有するチーム」より強いのは「悩みを共有するチーム」 スクラムマスターが実践して気づいた、1on1“7つのコツ”
  • リーダーになる人は、組織の“正しい”が自然にできてしまう人 「当たり前が通じない」経験がリーダーシップに与える影響

    リーダーに必要なのは、“市民としての見識を広め深める経験 小田桐正治氏(以下、小田桐):「リーダーになるために必要な経験とは?」という問いですね。もちろんよく言われる経験学習理論から、リーダーのみなさんがメンバーを見ていて、次世代リーダーである部下に対してどんな経験をさせていくと(いいのか)。もしくは人事担当者としてリーダーを育成していく時に、メンバーのみなさんにどんな経験を付与していくといいのか。 またマインドとスキルも整理した方がよいかなと思いました。自分のこれまでの経験を疑って変えていくという、マインドの変革は難しいけれども、何かのきっかけでそのマインドもシフトできるかもしれません。そういった経験について少し深掘りをしていきたいと思います。 ここは順番を逆にさせていただきます。星加さんからお話しいただけますか。 星加良司氏(以下、星加):私は「市民としての見識を広め深める経験」と書か

    リーダーになる人は、組織の“正しい”が自然にできてしまう人 「当たり前が通じない」経験がリーダーシップに与える影響
  • 「すごい人は中身が詰まった引き出しをいっぱい持っている」 経験すべてを未来につなぐ“エンジニア戦術”

    技育祭は「技術者を育てる」ことを目的としたエンジニアを目指す学生のための日最大のオンラインカンファレンスです。ここで登壇したのは、株式会社ディー・エヌ・エー 常務執行役員の小林篤氏。どこでも活躍できるエンジニアになるための3つの戦術について話しました。全5回。4回目は、エンジニア戦術その2「すべては未来につながる!」について。 エンジニア戦術2 「すべては未来につながる!」 小林篤氏:これは先ほどいただいた質問にもつながりますが、「すべては未来につながる!」というお話をちょっとしてみたいと思います。 「今、自分のやっていることが将来の何に活かされるのか」と、みなさん疑問に思うことがあると思います。例えば、学校の勉強をしていて、「これは社会に出たら何に使われるんだろう?」などとたぶんみなさん思っていると思うんです。僕もずっと思っていました。 サークルで自分が良かれと思ってやっていることが何

    「すごい人は中身が詰まった引き出しをいっぱい持っている」 経験すべてを未来につなぐ“エンジニア戦術”
  • アウトプットの出し方は“自己満足ではいけない” 期待を超え続けるエンジニアに重要なコミュニケーション力

    技育祭は「技術者を育てる」ことを目的としたエンジニアを目指す学生のための日最大のオンラインカンファレンスです。ここで登壇したのは、株式会社ディー・エヌ・エー 常務執行役員の小林篤氏。どこでも活躍できるエンジニアになるための3つの戦術について話しました。全5回。3回目は、コミュニケーションをインプットする方法、アウトプットの出し方、他の学生との差別化に必要なことについて、視聴者からの質問に答えました。 コミュニケーションのからインプットするのも効果的 小林篤氏:(コメントを見て)「コミュニケーションのでインプットするのは効果的ですか?」と質問が来ました。そうですね、僕も最近ちょっと忙しすぎて、あまりをガツガツ読めていないのですが、昔はめちゃくちゃ読みました。に書いてあるtipsとか、学びとかをそのまま活かせるかというと、そういうわけではありませんが、いったん自分の中に通すというのは

    アウトプットの出し方は“自己満足ではいけない” 期待を超え続けるエンジニアに重要なコミュニケーション力
  • その機能は「ムダ」か「付加価値」か?見極めるための3つの質問 会社の営業利益を上げる、キーエンス流の「価値」の作り方

    企業が長期的な成長経営を続けていくための戦略及び組織コンサルティングを行う株式会社カクシン主催で行われた、『付加価値のつくりかた』出版記念セミナーの模様をお届けします。著者であり同社代表の田尻氏が登壇。元キーエンスというキャリアから導かれた「付加価値」の重要性が解説されました。記事では、「ムダ」と「付加価値」の見極め方について語られました。 「ムダ」か「付加価値」かを分ける3つの質問 田尻望氏:さぁ、この「付加価値」をつくるために大切なこと。「そもそも付加価値とは?」という話です。これが今回の講演の中でのメインのお話です、「付加価値(成果)はどこにあるのか?」。 価値軸、コスト軸を分けて、価値がこれだけ見えた時に、ニーズがここにある。原価がここにあった時、付加価値(成果)はどこにあるのか。このを読んでいただいた方であればわかると思うのですが、いかがでしょうか。 まずバツなのはニーズの上

    その機能は「ムダ」か「付加価値」か?見極めるための3つの質問 会社の営業利益を上げる、キーエンス流の「価値」の作り方
  • 「あいつに負けたくねぇな」という“健全な嫉妬”が成長のエネルギーになる 自身の普通や常識を形作るコミュニティの重要性

    技育祭は「技術者を育てる」ことを目的としたエンジニアを目指す学生のための日最大のオンラインカンファレンスです。ここで登壇したのは、LayerX・代表取締役CTOの松勇気氏。キャリア選択に後悔しないために必要な考え方について発表しました。全4回。3回目は、人間に大きな影響を及ぼす「コミュニティ」について。前回はこちら。 私たちの“普通や常識”は「コミュニティ」によって決められている 松勇気氏:これがとても重要です。「コミュニティ」。人間はネットワーク的な生き物というか、コミュニティ的な生き物だと思っています。 すごく変な話をするのですが、人間の脳みそはシナプスとシナプス、脳の神経同士が接続されてネットワークを作って、その間のコミュニケーションで学習していく、ある種の大きな神経の塊です。そこでは電気信号でやり取りしていますが、実は僕ら人間のいわゆる脳みそ同士も、言語やいろいろな信号を通じ

    「あいつに負けたくねぇな」という“健全な嫉妬”が成長のエネルギーになる 自身の普通や常識を形作るコミュニティの重要性
  • 「もっとコミュニケーションを取れ」と言われ、管理職はがんじがらめに... 組織開発に求められる「いやいや、そこじゃないよ」を見抜く力

    人事は制度を作るだけではなく、制度と成長を作る人 小田木朝子氏(以下、小田木):ありがとうございます。今、キーワードが6つ出揃いましたけれども、ぜひ参加者のみなさんが着目しているカードも知りたいので、よかったらみなさんの今の状況や参加した課題感に照らし合わせて、シェアいただければと思います。 竹内義晴氏(以下、竹内):言葉は違うけど、たぶん、沢渡さんと私は同じことを言っていますよね(笑)。 小田木:そうですね。 沢渡あまね氏(以下、沢渡):こう見てみると、「まだまだ私たち、やれることはたくさんあるな」っていうことがわかりません? 小田木:そうですね。「諦めるにはだいぶ早いな」って。 沢渡:そうそう。やれることはたくさんあるんですよ。全部を人事がやるわけではないですけれども、人事が導火線に火を付けられるポイントってたくさんあると思いません? 竹内:人事って言うと「制度を作る」という話になりが

    「もっとコミュニケーションを取れ」と言われ、管理職はがんじがらめに... 組織開発に求められる「いやいや、そこじゃないよ」を見抜く力
  • 今の社会で一番強いのは「学び方を学んでいる」人 良いキャリアを歩むための「学習能力」の高め方

    2020年4月に開学し、2024年3月に第一期生が卒業を迎える学校法人電子学園 iU 情報経営イノベーション専門職大学は、変化を楽しみ、世の中にイノベーションを起こす人材を育成する大学です。記事では、iU主催で行われたキャリアイベント「iU careerpunks 2022」より、客員教授で株式会社人材研究所代表の曽和利光氏による講演の模様をお届けします。今の社会や企業に求められる人や、良いキャリアを歩める人の特徴などについて語られました。 3人のレンガ職人の話に代表される「意味付け力」 曽和利光氏:この話の続きで言うと、「承認欲求タイプ」もいいんですけれども、「意味づけ力タイプ」がいます。これはイソップ童話の有名な話で……この間Twitterで「研修講師はこの話をしょっちゅう話す」って誰かが書いていて、だいぶ話しにくくなったんですけど(笑)。 聞いたことありますよね。3人のレンガ職人が

    今の社会で一番強いのは「学び方を学んでいる」人 良いキャリアを歩むための「学習能力」の高め方
  • 技術書を1冊読んで実践すれば、3年ショートカットできる 書籍・論文から「知識と経験」を学ぶコツ

    スクラムフェス仙台」は初心者からエキスパートまでさまざまな参加者が集い、学び、楽しむことができるアジャイルコミュニティの祭典です。ここで登壇したのは、kyon_mm(きょん)氏。スペシャリストになれなくても成長する方法について話しました。全3回。2回目は、ジェネラリストを目指した経緯と書籍や論文で学ぶコツについて。前回はこちら。 「自分はジェネラリストがいいのかもしれない」という気づき kyon_mm氏:(スライドを示して)「どうしよう」と思った時に、「ちょっと考え直そう、どういうふうに考えたらいいかな」と思いました。その時に「スペシャリストとジェネラリストがいるな」みたいなことをぼやっと思いました。「スペシャリストは、特定の領域にメチャクチャ特化している達人で、その分野なら任せろという感じで、ジェネラリストは、いろいろな領域ができる万能な感じでだいたいそつなくこなします」という感じだな

    技術書を1冊読んで実践すれば、3年ショートカットできる 書籍・論文から「知識と経験」を学ぶコツ
  • データサイエンスを学び、休職中でも年収1,000万超で転職 副業や転職前に知っておきたい、高評価のポイント

    年間2,200名以上の社会人が受講する、データサイエンスを学ぶビジネススクール「datamix」。同スクールを運営する、株式会社データミックスのオンライントークイベント「データサイエンス業界の転職副業の“今”」に、同社の立川裕之氏と福山耀平氏が登壇。データサイエンスを学んで独立した立川氏と、転職支援や副業の紹介を行っている福山氏が、データサイエンス業界の働き方について解説します。後編では、転職副業における最大の強みや、転職の成功事例のパターンなどを紹介しています。 取締役に近いポジションなら、年収3,000万円以上も 福山耀平氏(以下、福山):ちょうど昨日、ある大手の損保企業の担当者と話していたら、データサイエンティストのチームの統括ができて、経営層としゃべれる人材を募集されていました。これはもちろんチームを率いた経験など、難易度は高くなるんですけど、取締役に近いポジションの仕事です。

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  • 「成果を出せば評価される」という考えが不幸の始まり 人事評価制度に不満の声が出る、必然の理由

    人気シリーズ『図解 人材マネジメント入門』や『図解 組織開発入門』の著者であり、企業の人材マネジメントを支援する株式会社壺中天の坪谷邦生氏が、MBO(目標管理)をテーマとした新刊の発行にあたり、各界のエキスパートと対談を行います。第3回の後編は『最高の結果を出すKPIマネジメント』の著者である中尾隆一郎氏と、人事評価制度に不満が出やすい理由や、ハイパフォーマーを育てるマネジメント手法について語りました。 「成果を出せば評価される」という考えが不幸の始まり 坪谷邦生氏(以下、坪谷):私はもともと人事制度のコンサルタントなので、KPIマネジメントと評価・報酬との紐づけが気になるんです。メールで「密結合ではなく、疎結合にしたほうがうまくいく」と教えていただいたのですが、もう少し詳しく聞かせていただけますか? 中尾隆一郎氏(以下、中尾):普通の人は、成果を出したら評価をされて、給料が上がって、昇進

    「成果を出せば評価される」という考えが不幸の始まり 人事評価制度に不満の声が出る、必然の理由
  • 1つでも該当すると、「会議の成功率」は5分の1以下 AIが導き出した、会議の成功を阻む5要素

    働き方が多様化した時代にも柔軟に対応し、最短距離で成果を最大化する「チームマネジメント」について、3回にわけて特集した株式会社SmartMeetingと株式会社SmartHRのセミナー。 記事では、「成果を上げるための会議」をテーマに、『超・会議術~テレワーク時代の新しい働き方』の著者・越川慎司氏が登壇した、3回目のセミナーの模様をお届けします。日企業における労働時間に占める社内会議の時間割合や、「会議の成功」の定義、そして会議でアウトプットが出ない理由など、さまざまなトピックが語られました。 延べ17万人超の労働時間を減らし、売上を上げる支援 越川慎司氏(以下、越川):クロスリバーの越川でございます。はじめの40分で「815社に対応してきた会議データの実情」と「質と量を改善するためにどうしたらいいのか」といった資料を共有させていただきます。「こうやったらうまくいくよ」ではなくて、実例

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  • 相手に動いてもらえないのは、一言目で“地雷”を踏んでいるから 仕事でも私生活でも役に立つ、人を動かす「伝え方」の極意

    の学びを深めるオンライン講座「flier book camp」を運営する株式会社フライヤーが主催したイベントに、ゲストとして登場したのは、『無敗営業』シリーズ著者の高橋浩一氏。今回はファシリテーターにフライヤーアドバイザー荒木博行氏を招き、「言える・伝わる・あのひとが動く『伝え方の原則』」をテーマに対談します。高橋氏は、相手にうまく動いてもらえない時は“地雷”を踏んでいる場合が多いのだと語り、気持ちよく人を動かすための「伝え方」のポイントを解説しました。 相手にうまく動いてもらえない時は“地雷”を踏んでいる 荒木博行氏(以下、荒木):浩一さんはものすごく大量にいろんな人の営業トークやコミュニケーションの現場に立ち会われていて、ロールプレイもかなりやってらっしゃると思うし、そこでのフィードバックもけっこうされているわけですよね。 「やっぱりここでコミュニケーションが躓いちゃうのか」というも

    相手に動いてもらえないのは、一言目で“地雷”を踏んでいるから 仕事でも私生活でも役に立つ、人を動かす「伝え方」の極意
  • 人は成功すれば外側が充実し、失敗すれば内側が成熟する 『ジーニアス・ファインダー』著者が語る「自分」という考え方

    大人の自分らしいライフシフトを支援する「ジーニアス・ファインダー」は、30代40代に向けて実践法を伝える無料セミナーを開催しています。今回はその中から「30代・40代。“悪くない”を抜け出して“ほんとうの”自分を生きたいあなたへ。最高の人生のつくりかた」の模様をお届けします。最終回の記事では、後半の山口揚平氏の講演を公開。山口氏が考える「自分とは何か」「決断の質とは何か」が語られました。 後悔しない人生はない 山口揚平:そんなかたちで、僕にとっての一番のライフシフトは30歳でした。30歳でどう会社を辞めるかという問題があって、ひたすら悩んだ。コンサルティングとか、投資ファンドとか、そういうキャリアから、僕はその道を踏み外して教育というところを行ったんです。 決断はどうしたのか、その結果として何を得たのか、何を失ったのかという話をしたいと思います。「後悔しない人生はない」と言っています。

    人は成功すれば外側が充実し、失敗すれば内側が成熟する 『ジーニアス・ファインダー』著者が語る「自分」という考え方
  • 40〜50代が抱える「自己開示の低さ」「他者との交流の少なさ」 キャリア自律を促す「組織の外にいる他者との対話」の効果

    年間1万セッション以上の1on1を提供する「YeLL」では、その知見をもとに組織作りに関するセミナーを開催しています。今回のテーマは「ミドルシニアのキャリア自律」。記事では、取締役の篠田真紀子氏による講演パートの模様をお届けします。40〜50代の課題である「四ない問題」について語られました。 「キャリア自律」に対する問題提起 篠田真貴子氏(以下、篠田):みなさん、おはようございます。エールの篠田です。 では、私のほうからはまず、ミドルシニア社員のキャリア自律というものをどう考えたらいいのか。基的な考え方の切り口を簡単にお話ししていこうと思います。 このキャリア自律というテーマでは、実は3月にセミナーを行いました。ちょっとその振り返りから始めていこうと思います。 大きく4つのことを申し上げました。まず社員のみなさんは、「キャリア自律をしたい意思はあっても自分が何をしたいのかわからない」と

    40〜50代が抱える「自己開示の低さ」「他者との交流の少なさ」 キャリア自律を促す「組織の外にいる他者との対話」の効果
  • 「プログラマーを増やす前に、活かす社会をきちんと作る」 デジタル敗戦国・日本に必要なこと

    AtCoder株式会社・代表取締役社長、高橋直大氏 後藤智氏(以下、後藤):日は、プログラミング力向上についてのお話をしようと思います。モデレーターを務める後藤と申します。現在キリロムのCTOをしています。よろしくお願いします。 では、高橋さんからそれぞれ自己紹介をよろしくお願いします。 高橋直大氏(以下、高橋):AtCoder株式会社で代表取締役社長をしています、高橋直大と申します。ネット上だと「chokudai」という名前で通っているので、「chokudai」と呼んでもらったほうが、たぶん通じもいいですし、そんな感じでお願いします。 AtCoderは、今世界で登録人数が40万人くらいいます。そのうち7割くらいが学生で半分くらいが日人で、けっこうな日人学生が取り組んでいるプログラミングコンテストなので、学生視点の話がけっこうできます。 あと、学生と会った時にどういう感じで勉強してい

    「プログラマーを増やす前に、活かす社会をきちんと作る」 デジタル敗戦国・日本に必要なこと
  • “必要のない仕事”に時間を割いて、残業沼に落ちていく 少ない時間で成果を出す人がやっている、仕事の「見極め」術

    “残業沼”に陥る原因は、仕事中の「作業興奮」 久保彩氏(以下、久保):仕事ってすごく良い興奮をもたらしますよね。作業興奮だったり、承認欲求が満たされたり。 越川慎司氏(以下、越川):そうです。残業沼の大きな原因になるのが、ずばり作業興奮です。実は、モチベーションが高まってから仕事をするんではなくて、仕事をしてたらモチベーションが上がってくる。これが作業興奮というものです。 久保:わかる。 越川:作業興奮で、アドレナリンという脳内ホルモンがどんどん出ると、何のために仕事をしてるかがわからなくなってきちゃうんです。例えば、派手なExcelを作ることで満足しちゃったり、きれいなPowerPoint作ったら充実感を得てしまうとか、それが一番危ないんですね。僕が完全に作業興奮に見舞われていたのが、この時ですね。 この時の失敗を元に、こう考えたんです。20代の頃は、成果を残すためにひたすら努力してがん

    “必要のない仕事”に時間を割いて、残業沼に落ちていく 少ない時間で成果を出す人がやっている、仕事の「見極め」術
  • 経営・エンジニア・ビジネスの分断は“通訳”で解消する 相互理解と一体感ある会社を作るための3つの取り組み

    3社のCTOのLTとパネルディスカッションで、苦悩やパフォーマンスのあげかたを詳らかにする「CTO兼PMがぶつかった壁とその乗り越え方 vol.2」。ここで株式会社リンクアンドモチベーションの柴戸氏が登壇。組織に起きていた分断と、その解消のための取り組みを紹介します。 自己紹介と企業紹介 柴戸純也氏(以下、柴戸):よろしくお願いします。こんばんは。こちらのタイトルで弊社で取り組んだことを紹介させてください。 最初に言うと、今日はきれいなテクニック的な話というのは少なくて、けっこう泥くさい話が多めです。しかし全部体験談で、1つのリアルとして聞いてもらえたらうれしいです。よろしくお願いします。 まず自己紹介させてください。リンクアンドモチベーションの柴戸純也と申します。2018年に現職のリンクアンドモチベーションに入社しました。会社の方針をコンサルティングの非テックの状態から、ソフトウェアエン

    経営・エンジニア・ビジネスの分断は“通訳”で解消する 相互理解と一体感ある会社を作るための3つの取り組み