世界的に注目を集めている本書。じっくり読んでみたい大作だ ※この画像はサイトのスクリーンショットです フランスの経済学者・トマ・ピケティ氏の著作『21世紀の資本』が世界的に話題となっている。その日本版は12月初旬に発売されたが、700ページ以上におよぶ大著を読み終えた人は、どのような感想を持ったのだろう? 『21世紀の資本』は、パリ経済学校・教授のピケティ氏が世界各国の膨大なデータを分析し、富の分配や格差の拡大について論じた本。“資本主義が発展すれば格差は解消される”という従来の経済学の考え方とは真っ向から対立するピケティ氏のこの本は、世界中でベストセラーとなっている。 多くの本屋で平積みされ、Amazonランキングでも全書籍中2位(1月9日13時30分時点)というこの『21世紀の資本』。ネットを見る限り、なかなか好評のようだ。1月9日現在、Amazonには29人からカスタマーレビュ