2015年11月9日のブックマーク (2件)

  • 駒沢敏器の旅の本を開くと、いつだって本物の音楽がそっと聴こえてくる

    追悼・駒沢敏器さんへ 今から数年前のこと。渋谷のタワーレコードがまだリニューアルする前で、7階フロアには膨大な数の書籍や洋書が売られていた。ある日立ち寄ってみると、その一角に「旅と生き方」に関するがレイアウトされた小さなコーナーをたまたま見つけた。 並んでいるのは国内外のエッセイやノンフィクションや小説で、原点とも言えるソローの『森の生活』、オーストラリアのアボリジニの伝説を題材にしたブルース・チャトウィンの『ソングライン』、クリストファー・マッカンドレスのアラスカの足跡を綴ったジョン・クラカワーの『荒野へ』など。さらに日人作家としては嬉しいことに駒沢敏器のも陳列されていた。 「駒沢さん、元気にしてるかな」。確か『アメリカのパイを買って帰ろう』か『語るに足る、ささやかな人生』を手に取りながら、そんなことを思った。駒沢さんとは随分会っていない。それからしばらくして、駒沢さんが亡くなった

    駒沢敏器の旅の本を開くと、いつだって本物の音楽がそっと聴こえてくる
    wfwf
    wfwf 2015/11/09
    駒沢敏器の著作と向き合う時、それは見知らぬ風景と出逢う旅となる。そしてどのページからも極上のルーツ・ミュージックが聴こえてくる。
  • ボニー・レイットの決意〜ブルーズの危機が暗闇に迷った彼女に光を与えた

    40歳で大ブレイクと復活を果たしたボニー・レイット ボニー・レイット──この名前を耳にすると、彼女の音楽がむしょうに聴きたくなってしまう。ブルーズ、R&B、ロック、ポップス、バラードなど、それがどんなタイプの音楽であっても、ボニーの声に包まれると実に味わい深く、聴く者の心に響き渡る。そしてあの極上のスライドギターが壮大な音楽の旅へと誘うのだ。こんな体験をさせてくれるミュージシャンはそうはいない。 1949年生まれのボニーは、父親がブロードウェイのスター、母親がピアニストというショービジネスの家庭で育った影響もあり、幼い頃から音楽に目覚めてギターを手にする。大学生になるとブルーズ・クラブで演奏するようになるが、この頃にプロモーターのディック・ウォーターマンと知り合い、フレッド・マクダウェル(ローリング・ストーンズが彼の「You Gotta Move」をカバーしたのは有名)やシッピー・ウォレス

    ボニー・レイットの決意〜ブルーズの危機が暗闇に迷った彼女に光を与えた
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    wfwf 2015/11/09
    ボニー・レイットは数少ない本物。