風雪が強くなって、15日は朝起きたら外出禁止になっていました。 職場に行けないので、自室のパソコンでデータ解析をしていますが、ちょっと大きなデータを扱おうとすると、パソコンでは時間がかかりすぎます。こんなときは、立川市の極地研究所のコンピュータにアクセスして計算させることができます。 ただし、国内への通信は衛星回線を使っているので、データのやり取りに時間がかかります。たとえば、このパソコンで”a”とタイプすると、”a”って入力したよ、という情報が昭和基地から極地研にとどくまでに0.5秒、極地研の計算機で表示された”a”を昭和基地で見るまでに0.5秒かかります。つまり、何か文字を打ち込んで、その文字が画面に出てくるのは約1秒後です。タイプミスして、打ちなおして、なんてやってると、たいへんにじれったいです。 昭和基地の計算機でプログラムを作って、テストして、動くようになったものを極地研の計算機