2020年1月28日のブックマーク (6件)

  • 『∂鈴木大拙から折口信夫へ』

    ∂鈴木大札は、Zenを世界に紹介した。書は、人間大拙の思想遍歴について、過去・当時あるいは未来のさまざまな人々との交流のありさまを活写しつつ、大拙の思想のポイントをわかりやすく(繰り返し)、解き明かしてる。著者安藤礼二氏の知的センスと力量に脱帽。 書に登場する人物は、ポール・ケーラス、W.ジェイムズ、エックハルト、スエデンボルグ、スピノザ、ライプニッツ、老子、柳宗悦、南方熊楠、岡倉天心、ジョン・ケージ、井筒俊彦、ビアトリス夫人、さらには現代思想家であるカンタン・メイヤスーにまで及ぶ。なかでも、故郷石川の盟友である西田幾多郎との思想交流が、濃密に描かれている。 大拙は、明治、大正、昭和という3つの時代を生き抜いた(1870年-1966年)。 日語と英語を自在にあやつり、古今東西の思想に通じていた大拙がめざしていた東洋的なるものは、偏狭なナショナリズムとは一線を画するもの。 明治維新以降

    『∂鈴木大拙から折口信夫へ』
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    whatchan 2020/01/28
    鈴木大拙 折口信夫
  • 『∂グレゴリー・ベイトソン』

    ∂グレゴリー・ベイトソン ∂小品ながら、ベイトソンの主著というべき作品です。「人間の認識」についての諸概念を整理するという意味では、人類学や心理学のみならず、学問に携わる人すべてにとって有用と言うべきでしょう。内容も「ニューギニア部族」「精神分裂の世界」「学習するイルカ」「パブロフの犬の実験と考察」「生物の進化」「大学の教育方針に関するメモ」等々、頁数の割りに大変盛り沢山なものとなっています。生物的、社会的事象に密着した論を展開するベイトソンの視点は、考えの基に据えている「前提」が実に力強く、読者を引き込みます。 ∂読者レビューから引用 ベイトソンの優れた解説書の翻訳を喜びたい。日を代表する翻訳家の柴田元幸氏が手掛けた作品だ。読みやすさも抜群だ。 ベイトソンの研究は文化人類学から精神医学まで幅広く、とても一言では表現出来ない。知の巨人の為せる業だ。思想的に書の著者モリスが述べるよう

    『∂グレゴリー・ベイトソン』
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    whatchan 2020/01/28
    グレゴリー・ベイトソン
  • 百姓学宣言 宇根豊

    ∂百姓学宣言 宇根豊 百姓学宣言―経済を中心にしない生き方 (シリーズ地域の再生21) - 宇根 豊 内容(「BOOK」データベースより) 「水管理」と「田まわり」、「除草」と「草取り」はどうちがうか。徹底的に、むらの内側=「在所」からの視点に立ち、日々の農の営みをとおして、農業「技術」にはない百姓「仕事」のもつ意味を明らかにする。国家の自給率、農業の多面的機能や生物多様性などの客観的指標のもつ危うさを鋭くえぐりつつ、減農薬稲作運動や「田んぼの生きもの調査」などの30年の実践をもとに、地域の自然を豊かに引き継ぐ生き方を提言。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 宇根/豊 1950年長崎県生まれ。福岡県の農業改良普及員時代の1978年より減農薬運動を提起し、新しい技術思想と普及指導理論をつくってきた。害虫でも益虫でもない「ただの虫」の発見によって自然のとらえ方を転換し、1989年より

    百姓学宣言 宇根豊
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    whatchan 2020/01/28
    百姓学宣言
  • 『∂アンブロージア(Ambrosia)』

    ∂アンブロージア(Ambrosia) ∂アンブロージア(Ambrosia)は、1970年代前半に結成されたアメリカ合衆国・ロサンゼルス出身のバンドである。 ∂アンブロージア Ambrosia

    『∂アンブロージア(Ambrosia)』
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    whatchan 2020/01/28
    アンブロージア
  • 『∂Neo−Existentialism Markus Gabriel』

    内容紹介 In this highly original book, Markus Gabriel offers an account of the human self that overcomes the deadlocks inherent in the standard positions of contemporary philosophy of mind. His view, Neo-Existentialism, is thoroughly anti-naturalist in that it repudiates any theory according to which the ensemble of our best natural-scientific knowledge is able to account fully for human mindedness. I

    『∂Neo−Existentialism Markus Gabriel』
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    whatchan 2020/01/28
    Markusgabriel
  • 『∂風景は百姓仕事がつくる 宇根豊』

    ∂百姓が自分の情感を自分で抱きしめるときに役立つ農学だってあってもいいはず。それが「天地有情の農学」だと思います。「そうか、オレ仕事の合間に、風景を眺めるのは、こういうことだったのか」と百姓に納得させるまなざしがここにある。 ∂内容紹介 自然環境が守られても、 日中の風景----- 田んぼ、里山、赤とんぼ が舞う、ありふれた 村の風景------が、 見苦しくなっているのは、なぜか。 生きもののにぎわいと結ばれてきた 百姓仕事の心根とまなざしが、近代化 の海の中で、溺れかかっているからだ。 池の中の鮒には、池は見えないが、池の中のことはよく 見えている。池から這い上がった鮒の視点だけで世界が 語られることに、そうではない、と言い続けたい。 ∂著者について 1950年、長崎県島原市生まれ。 1950年長崎県島原市生まれ。 福岡県の農業改良普及員時代の1978年より「減農薬」の実践と理論化に

    『∂風景は百姓仕事がつくる 宇根豊』
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    whatchan 2020/01/28
    宇根豊