2020年2月3日のブックマーク (3件)

  • 『∂石原莞爾 マッカーサーが一番恐れた日本人 早瀬俊之』

    ∂極端に評価の分かれる人物である石原莞爾だが確かなことは、戦後日アメリカの言いなりとなっていた時にたった一人で「お前らこそが戦犯だ」と今なら常識になりつつあることを堂々と述べていた。 唇をかみしめながら耐えていた当時の気骨と分別ある日人が、彼の発する言葉に勇気づけられたことは想像に難くない。大切なのは「リアルタイムで現在進行中の中で」その意見をはっきりと述べていたことだ。今となっては明らかに戦争犯罪と認識されている大都市空爆や原爆投下をただ一人彼だけが「トルーマンが戦争犯罪人だ」と主張した。 今こそ彼のような視点が必要な時代になってきている。石原莞爾の視点で今の日を考えるのは面白い。 ∂内容紹介 稀代の軍略家として知られる石原莞爾将軍。 帝國陸軍の異端児だった関東軍作戦参謀は、 満州攻略の作戦を立案しこれを遂行した。 書は貴重な史料や関係者へのインタビューを基に、 石原莞爾の最晩

    『∂石原莞爾 マッカーサーが一番恐れた日本人 早瀬俊之』
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    whatchan 2020/02/03
    石原莞爾 満州国
  • 『∂語るボルヘス J・L・ボルヘス』

    ∂1978年にブエノスアイレスのベルグラーノ大学で行なった、「書物」、「不死性」、「エマヌエル・スヴェーデンボリ」、「探偵小説」及び「時間」と題した5つの連続講演を収録したボルヘスの知性の塊の肉声が迫って来る貴重な講演集。この5つの講演は当時のボルヘスが身近と考えていたテーマを扱っている。この講演の際、ボルヘス79歳、既に失明しており、過去の自身の作品を振り返っている感がする。 縦横無尽に過去の文学者・哲学者・歴史を引用する該博なボルヘスの知識には驚嘆。エマヌエル・スヴェーデンボリとはスウェーデン生まれの哲学者兼神秘論者兼多分野における実務家、いわばボルヘスの同じ傾向。「探偵小説」以外を読むと、「伝奇集」中の「バベルの図書館」、「円環の廃墟」、「エル・アレフ」中の「不死の人」、「神の書き残された言葉」、表題作などの代表作が想起される。特に、<時間の循環性>(東洋風の<輪廻>)を扱っている点

    『∂語るボルヘス J・L・ボルヘス』
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    whatchan 2020/02/03
    ボルヘス 語るボルヘス
  • 『∂藤子・F不二雄の発想術』

    ∂読者レビューから引用・加筆 「人気まんがというのはどういうまんがであるか。それは、まんが家の表そうとしているものと読者の求めるものとが、幸運にも一致したケースなのです」。 ぶっ通しで描いた記録は73時間が2回、生涯で描いたまんがは約5万ページだという。ドラえもんをはじめとした作品で有名な藤子・F・不二雄(藤弘)が、新聞や雑誌のインタビューや藤子不二雄賞でのコメント及び自選集向けのエッセイとして遺したものの中から、厳選した言葉を集めて一冊のとして編集されたもの。 いじめられっ子で、のび太のようだった子供の頃。安孫子素雄との交友。手塚治虫まんがから受けた衝撃と出会い。上京、そして、ときわ荘。まんが家としての成功。スタジオ・ゼロ。ドラえもんの誕生のいきさつ。このような生い立ちの部分が全体の1/3以上を占める。 まんが論、仕事術、後進へのアドバイスにもそれぞれ章が割り当てられている。理屈はお

    『∂藤子・F不二雄の発想術』
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    whatchan 2020/02/03
    藤子・F・不二雄