元タレントで住所不定の小向美奈子容疑者(23)が警視庁大崎署に覚せい剤取締法違反(共同所持)の疑いで逮捕されていたことが23日、分かった。小向容疑者は「私は覚醒剤というものは知りません」と容疑を否認しているという。 調べでは、小向容疑者は昨年6月下旬、東京都新宿区の交際相手の男=同容疑で書類送検=の自宅で、微量の覚醒剤を共同で所持した疑い。 別の事件で警視庁に逮捕された男が、「小向容疑者と覚醒剤を使用していた」などと供述したことから同署は逮捕状を取り、小向容疑者の行方を探していた。22日午後8時過ぎ、東京・六本木の路上にいたところを任意同行された。 小向容疑者はグラビアタレントとして活動していたが、昨年9月、「体調不良や精神的不安定などから、仕事上で支障をきたすことがあった。これ以上、芸能活動を支えることは不可能」などとして、所属事務所の契約を解除されていた。