「日本のための祈り」で、ろうそくを持って祈りを捧げる主要宗教の代表者たち=11日、ワシントン、勝田写す 世界の主要宗教の代表者が集まり、東日本大震災の被災者のために祈りを捧げる「日本のための祈り」が11日夜、米首都のワシントン大聖堂であった。 同聖堂のサミュエル・ロイド首席司祭が祈りを捧げたあと、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」のほぼ全文などが読み上げられ、ワシントン近郊在住のソプラノ歌手・嶋田貴美子さんが「さくらさくら」を披露した。 今回のような宗派を超えた祈りの会は、昨年のハイチ大地震後にも催されている。(ワシントン=勝田敏彦)