J1第31節(3日、神戸2-0山形、ホームズ)降格の覚悟をしていたかのように、イレブンはさばさばとした表情で試合終了のホイッスルを聞いた。残留を懸けた神戸との大一番で0-2の完敗。J1での山形の挑戦は3年で幕を閉じた。 前半30分に先制ゴールを許す。さらに前半終了間際には意表をついたショートコーナーに反応できず2失点目。「球際の甘さが出た。小さなところを怠っているのが失点の多さにつながった」と話す51歳の小林監督は、進退について「大きな責任がある。(来季の指揮は)極めて不可能だと思う」と辞任を示唆した。11億円とされる、J1では低いレベルの経営規模で奮闘してきた東北の小規模クラブは、高く分厚いJ1の壁にはね返された。 [山形公式]モンテディオ山形を愛するすべての皆様へ http://www.montedio.or.jp/info/clubinfo/20111103-01.html [スポニ