パンチパーマへの愛着から普及委員会を立ち上げた愛好家の秋山和宏さん(38歳) 「怖い」「ダサい」「大仏みたい」と敬遠され今やすっかり"絶滅危惧種"となったパンチパーマ。だがサイドを刈り上げる新スタイルで今、若者を中心に再ブームの兆しだとか。 政治、経済、外交と"パンチ"の足りない現代日本でなぜ今、パンチなのか? * * * ■サイドを刈り上げる現代風の「新パンチ」 「パンチパーマ」に関するネットニュースがバズり、大盛り上がりとなったのは今年8月初旬のこと。なんでも岐阜県内にある「パンチパーマ普及委員会」なる組織が新スタイルのパンチパーマを提唱し、再ブームの拠点になっているという。 普及を図っているのは関市在住の自称パンチパーマ愛好家・秋山和宏さん(38歳)と理容店「ボノ・ヘアー」の理容師、久後靖幸(くご・やすゆき)さん(44歳)のふたりだ。 秋山さんがパンチパーマに出会ったのは今から約4年