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ブックマーク / jp.ign.com (9)

  • ムスリムの女性という立場から見たドラマ『ミズ・マーベル』

    稿にはDisney+で配信中のドラマ『ミズ・マーベル』第2話までの内容に触れる記述が含まれます。 『ミズ・マーベル』がドラマシリーズになると聞いたとき、私は、多くのパキスタン人のムスリム女性と同じように、その作品がわれわれのコミュニティにとって良いものとなるか疑わしく思っていた。ハリウッドは私たちをガッカリさせてきた歴史がある。だから私は最悪の結果を想定し、あらかじめ期待値を下げておかざるを得なかったのだ。ところが、この待望のシリーズを2話目まで見て私は、自分の日常のリアリティ(スーパーパワーはないけれど)が、カマラ・カーンという主人公を通してついに、正確かつ信頼の置ける形で世界中に伝えられているのだと感じることができたのである。 たしかに、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』にはヒジャブを着たムスリムのキャラクターが、われわれのうちのひとりだと実際に思えるような形で少しだけ登場

    ムスリムの女性という立場から見たドラマ『ミズ・マーベル』
  • 『バービー』がベトナムで上映禁止となった原因の地図についてワーナー・ブラザースがコメント「子供が描いたお絵かきのようなものです」

    映画『バービー』が作品内に登場する地図のためにベトナムで上映禁止となったことが物議を醸しているが、問題の地図について、ワーナー・ブラザースがコメントした。「子供が描いた」いたずらがきのようなもので、「何かを主張することを意図したものではない」ということだ。 グレタ・ガーウィグ監督、マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリング主演の『バービー』に、「九段線」らしき線が描かれている地図が登場すると報じられた。「九段線」は、ベトナム当局が同国の領有権を侵害していると主張する地図上の線で、長きにわたって論争の的となっている。 ワーナー・ブラザースはVarietyでコメントを発表し、この地図が映画内に登場する意図や理由を明らかにしている。あの破線は、キャラクターがある場所からある場所に移動する際に架空の地図上に描かれる、その道すじを示す線のようなものだと説明している。バービーの場合は、現実世界への旅とい

    『バービー』がベトナムで上映禁止となった原因の地図についてワーナー・ブラザースがコメント「子供が描いたお絵かきのようなものです」
    white_rose
    white_rose 2023/07/08
    わざとにきまってるじゃん。物語上特に必要ない描写だし、近い過去にも同じ九段線でベトナム上映禁止になった例があるのに、わざわざやらかす意味は?
  • ゲームにおける精神疾患の誠実な扱いとはなにか?――精神疾患の当事者による『NEEDY GIRL OVERDOSE』に感じる問題点

    NEEDY GIRL OVERDOSE』をプレイしていると、薬物や精神障害をとてもカジュアルに扱うことへの違和感が拭えなかった。一言でいうと作の精神疾患と服薬の取り扱いは不適切で、精神疾患を患う者を見世物として描いているからだ。 見世物にされる “精神を病み、薬を飲むかわいい女の子” 『NEEDY GIRL OVERDOSE』はWindows XPを模したOS「Windose20」という疑似パソコンのデスクトップで、主人公の「あめちゃん」を “インターネットエンジェル”という超有名配信者に仕立てるべくパラメーターを管理しながら多様なコマンドを選択していく育成シミュレーションゲームだ。 作は話題の作品だが、ただ絶賛されてよい内容ではない。違和感を持つプレイヤーも確かにいる。私自身ここまで強く感じるのも、自分が双極性障害を患っているからだ。私だけではなく、半同棲中の婚約者もまた心の病を抱

    ゲームにおける精神疾患の誠実な扱いとはなにか?――精神疾患の当事者による『NEEDY GIRL OVERDOSE』に感じる問題点
  • 日本の文化的植民地となった昭和66年のアメリカを描く中国産ゲーム『昭和米国物語』が発表!

    『Dying: 1983』や『DYING: Reborn』を手掛けた中国の開発スタジオNEKCOM Gamesによる新作RPG『昭和米国物語(Showa American Story)』が発表された。プラットフォームはPS4/PS5/PC。 舞台は昭和66年のアメリカで、強大な経済力を手にした日文化的植民地となっている。言うまでもなく架空の設定だが、日経済がピークを迎えていた昭和末期、多くのアメリカ人が恐れていたような実態がもしも当に起きていれば、というような設定と言えるだろう。鯉のぼりや招きに地蔵、それからラムネのような飲み物といった日的な要素で彩られたアメリカ。自由の女神が着物を身に纏ってしまう「if」の世界線は日人にとっても感慨深いものがありそうだ。 だが、作はそんな世界設定を真面目に描くというよりも、B級映画のような雰囲気だ。この世界には10年ほど前からゾンビや化け

    日本の文化的植民地となった昭和66年のアメリカを描く中国産ゲーム『昭和米国物語』が発表!
  • タニグチリウイチの「今のアニメを知るために」:第8回 見里朝希監督の『PUI PUI モルカー』が生き生きとしているワケ

    『PUI PUI モルカー』、『ポプテピピック』、『ジュラしっく!』。人形アニメもあればクソアニメや老舗アニメ制作会社の実験作品もあってと、脈絡なく並んでいるタイトルに共通しているのが、東京藝術大学大学院の映像研究科アニメーション専攻から出たクリエイターたちが関わっているという点だ。いずれも、独特のテイストを持ったアニメーションを商業作品の中で見せ、話題になっている。藝大に限らず芸術系の大学でアニメーションを学び、商業作品に携わるクリエイターも少なくない。アカデミズム出身者による作品の、いったい何が注目を集めているのか? 『蜘蛛ですが、なにか?』を始め、小説投稿サイトから出た作品のアニメ化が相次ぎ、『呪術廻戦』や『進撃の巨人 The Final Season』といった漫画原作のアニメも好調な2021年のアニメ戦線で、ぐいっと抜け出した作品が、『PUI PUI モルカー』だ。 監督したのは、

    タニグチリウイチの「今のアニメを知るために」:第8回 見里朝希監督の『PUI PUI モルカー』が生き生きとしているワケ
  • 任天堂がモバイルゲーム事業から手を引き始めていると報道

    Bloombergの報道では、任天堂のモバイルゲーム事業の業績は期待外れなものとなっている。『あつまれどうぶつの森』(このゲームは任天堂の株価が過去12年間で最高水準となった理由の1つでもある)といったタイトルが大きな成功を収めてからは、自社のゲーム機であるSwtich向けのゲーム開発に専念する方針を取り始めたようだ。 アナリストのSerkan Totoは、「『マリオカートツアー』が2019年秋にリリースされて以来、任天堂のモバイルゲームの供給は途絶えています」とBloombergで伝えた。Switchの大成功によって、任天堂がモバイルゲーム市場で成功する必要性は薄まり、そのことを要求される圧力も減ったとアナリストは付け加えた。 過去に任天堂は、『マリオカートツアー』、『どうぶつの森 ポケットキャンプ』といった現在売り出しているモバイル向けゲームに専念すると語っていた。任天堂がモバイルゲー

    任天堂がモバイルゲーム事業から手を引き始めていると報道
  • 実写版『キャッツ』を一足先に観た北米メディアが恐怖におののき発狂する――「不浄なポルノ」、「ホラーであり、忍耐力テストでもある」

    12月になった。今年一番のビッグタイトルが劇場にやってくる時が来たのだ。いや、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ではない、実写版『キャッツ』だ。もっとも映画化に向いていないブロードウェイ・ミュージカルが、北米では12月、日では1月に劇場で公開される。先日『キャッツ』のワールドプレミアが北米で行われ、メディアの反応がSNSに投稿された。 MashableのAngie J. Hanは、『キャッツ』を観たあと社会への希望を失ったとコメントしている。 「『ジョーカー』でアーサーが『社会で生きる”まともな人間”になろうとするのを諦めた』と言って、自分のなかの悪を解き放つシーンがあるけど、『キャッツ』を観た私の感想はそんな感じ」 Lindsay Ellisは、『キャッツ』の制作陣が実際にを見たことがあるのか疑っている。 「『キャッツ』のたちは、ホルモンを爆発させている。それも(ジョー

    実写版『キャッツ』を一足先に観た北米メディアが恐怖におののき発狂する――「不浄なポルノ」、「ホラーであり、忍耐力テストでもある」
    white_rose
    white_rose 2019/12/19
    四季しか見たことないけど、あの感動が変に塗り替えられたら嫌だなあ。予告編だと派手すぎて別物感ある。考えたら舞台と実写じゃそりゃ全然違うか
  • 日本人を装っていたマーベル・コミックの新編集長が物議、本人が声明を発表

    今月中旬、マーベル・コミックはアクセル・アロンソに代わる新しい編集長として、副社長のC.B.セブルスキーを指名した。ところが、この判断は大きな議論を巻き起こしている。セブルスキーは、過去の一時期(2004年~2005年)において「Akira Yoshida(吉田晶)」という日人っぽいペンネームを使用し、その人物のバックグラウンドまで創り上げて日人を騙っていたのだ。日漫画風の作品を創作していたAkira Yoshidaが白人だったという事実を受け、アメコミ界に激震が走っている。 まずはセブルスキー人がIGNに対して発表した声明を見てみよう(声明の内容は、こちらの英語記事を参照している)。 私は偽名であるAkira Yoshidaの使用を約1年でやめました。分かりにくいことでしたが、この名前の元で私は創作やコミュニケーション、プレッシャーについて様々なことを学びました。未熟で、まだ色

    日本人を装っていたマーベル・コミックの新編集長が物議、本人が声明を発表
    white_rose
    white_rose 2017/11/30
    ホワイトウォッシュ案件だからこそ 俺は気にしないからガタガタ言うな派がブコメにいっぱいいるんじゃないのw いつもの面々だし。あとクソリプも。
  • 「どうぶつの森 ポケットキャンプ」は、シリーズの魅力である“スローライフ”を“労働”に変えた

    そしてこの言葉は、単純に遊びとしてゲームを遊ぶわれわれにも関係してくる。そう、成果や結果が欲しいと思わされてしまった時点で、そのゲームは“労働”になるのだ。「どうぶつの森 ポケットキャンプ」(以下「ポケ森」と表記)はそのことを改めて教えてくれた。 「どうぶつの森」シリーズは、どうぶつたちとのコミュニケーションとスローライフを楽しむゲームである。プレイヤーは自然豊かな村へ引っ越し、花を愛でてもよいし、お金を稼いでもよいし、家を好きなように飾ってもよいし、どうぶつたちと仲良くしてもよい。好きなことをして嫌いなことは無視し、のんびりと楽しめるという珍しいゲームである。 しかし、2017年11月22日よりスマートフォン向けにリリースされた「ポケ森」は毛色が違う。基プレイ無料タイトルということでシステムが変わり、ゲーム内容にも影響があった。無論、ガチャを回しまくるというわけでもないし、マルチプレイ

    「どうぶつの森 ポケットキャンプ」は、シリーズの魅力である“スローライフ”を“労働”に変えた
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