2016年3月20日のブックマーク (2件)

  • 円と楕円のあいだには深い溝がある〜自然に潜む数学の真理!(松下 泰雄)

    円、楕円、双曲線、放物線、サイクロイド…… 世界は曲線で溢れている! 「自然は曲線を創り人間は直線を創る」 湯川秀樹博士の有名な言葉があるように自然や宇宙を知ろうとするとき、きまって曲線が現れます。 書のガイドとなってくれるキーワードは「円から楕円へ」です。「太陽系とケプラーの3法則」「ガリレオの円弧振り子からホイヘンスの振り子時計へ」「周長問題から微積分へ」「ピタゴラスの定理からフェルマーの最終定理へ」を中心に、数理の目で見る曲線の秘密に迫ります。 はじめに 曲線について、語ってみたいという気持ちが長いことありましたが、ここにようやく一つの形にすることができました。また、高等学校で微積分を学び始めた人たちへの贈り物として、ちょっとした副読となるものを書きたいという気持ちも強くあって、温めていたものでもあります。 曲線を題名に掲げてはいますが、曲線を広く解説するような読み物ではありませ

    円と楕円のあいだには深い溝がある〜自然に潜む数学の真理!(松下 泰雄)
  • モンドセレクションを馬鹿にしてはいけない

    モンドセレクション自体は、きちんとした基準に則って賞を与えている、まっとうな審査機関ではないか。 諸悪の根源は、それをいかにも受賞数の少ない、権威のあるコンクールであるかのように装った日企業、 また「最高金賞」をミシュランの三ツ星か何かと勘違いしてしまう消費者の浅はかさにある。 モンドセレクションに何の非があろうか。 勝手に利用して勝手に勘違いし、勝手に失望して、それを詐欺であるかのように言い募る。 そうした態度は、むしろモンドセレクションに対して失礼であろう。 同様の現象として、グッドデザイン賞や世界遺産がある。 グッドデザイン賞は、よいデザインを推奨するものとして、 毎年1000点以上の商品に与えられているものである。 これを「乱発されていて意味がない」などと言うのは、 グッドデザイン賞をノーベル・デザイン賞か何かと勘違いしているからであろう。 世界遺産は、環境保護・文化保護のための

    モンドセレクションを馬鹿にしてはいけない