いよいよ、今回から鉄労の本を参照しながら、新潟闘争以降の動きを見ていきたいと思います。 今回参考にさせていただくのは、鉄労友愛会議編纂の、国鉄民主化への道という書籍からになります。 Facebookのお友達の方から、国有鉄道史を研究されているのであれば、参考になるのではないかと譲っていただいた一冊であり、鉄労関係の本は余りで回っていないだけに大変貴重な一冊であります。 また、お陰様心より感謝いたします。 それでは、さっそく鉄労の母体となったとも言える新潟地方労働組合のお話をはじめさせていただきます。 新潟闘争の発端は、地本委員長の解雇から始まった 新潟闘争の発端は、国労が夏期手当獲得闘争で、2名の解雇者を発令しました。 その直接の原因は、越後滝谷駅長が車掌区関係の闘争の影響で、代務車掌として乗務を命ぜられたことから、乗務しようとしたところ、駅のポイント小屋に連れて行かれて軟禁された事が解雇