米国のグレンデール市に、従軍慰安婦を表象する少女像が建立されている。 それを撤去させようとする訴訟に、日本政府が意見書を出したあげく、少女像の建立を官房長官が批判した。 http://www.asahi.com/articles/DA3S12865185.html 米国のロサンゼルス近郊グレンデール市に設置された慰安婦を象徴する「少女像」の撤去を在米日本人らの団体が訴えた訴訟の上告を米連邦最高裁判所が受理しないと決定したことについて、「慰安婦(像)設置の動きは、我が国政府の立場と相いれない。極めて残念なことだと考えている」 日本政府は従軍慰安婦問題における人権侵害を世界的に認めており、市民団体がそれを記憶する記念碑を建立することに同意してもおかしくない立場のはずだ。しかしそれは批判の矛先をにぶらせるための建前にすぎず、現政権の本音とは相いれないのだろう。 ここまでは残念ながら予測できること