台湾共和国(たいわんきょうわこく、英:Republic of Taiwan)は、「中華民国」としてではなく「台湾」として台湾本島一帯の国家建設を目標とする台湾独立運動(台独)の支持者が、運動の最終目標として樹立を目指している想定上の国家。独立運動の到達目標が明確になっておらず、必ずしも共和制の政治体制を目指すとは限らないことを配慮して「台湾国」(繁体字中国語: 臺灣國/台灣國、台湾語:Tâi-oân Kok)という名称が使用されることもある。 定義[編集] 台湾独立運動は「台湾正名運動」の理論に基づき、現在台湾地区を統治している中華民国の国号を台湾共和国に改めることを目的としている[1][2][3]。 中華民国と中華人民共和国の間では「台湾独立」に対する認識が異なる。中国側は「台湾地区が中華人民共和国から分離し、台湾共和国として独立する」と認識してこれに反対し、台湾側は「現在の中華民国は元