建築家集団、リッチモンド・H・シュリーブ(英語版)、ウィリアム・F・ラム(英語版)、アーサー・L・ハーモン(英語版)(Shreve, Lamb and Harmon)の3名によって設計されたエンパイア・ステート・ビルディングは、マンハッタン島を代表する高級ホテルであるウォルドルフ=アストリアの跡地に建設された。低層部や最頂部には、当時世界的に流行したアール・デコ様式が採用されている。建設はニューヨーク州知事を務めたアル・スミスの指示によるものであった。 工事はクライスラー・ビルディングから「'世界一の高さのビル」の称号を奪うために急ピッチで行われ、1931年に竣工したが、世界恐慌の影響でオフィス部分は1940年代まで多くが空室のままであった。そのため、「エンプティー・ステート・ビルディング("Empty State Building"、空っぽのビル)」と揶揄されることもあった[4]が、戦後
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