林@アイ・ティ・イノベーション代表です。こんにちは。 ピーター・F・ドラッカーは,1946年に書いた「企業とは何か - その社会的使命」の中で,企業のマネジメントについて次のように述べています。「重要なことは,正しいか,間違いかではない。うまくいくか,いかないかである」。私もプロマネや経営者の経験を通して,ドラッカーの言うことはまさにその通りだと思っています。 ドラッカーはさらにマネジメントの値打ちについて,「医療と同じように,うまくいくか,いかないかによって判断しなければならない」とも言っています。マネジメントを正しく理解するために医療を例に出すとは,さすがドラッカーです。 さて,ドラッカーは企業のマネジメントについてその本質を説いたわけですが,企業のマネジメントをITプロジェクトのマネジメントに置き換えて考えると,ITプロジェクトの問題が浮き彫りになってきます。 ドラッカーの最近の著書