「積極的損害理論」 大野裕之(明治大学法学学士) 参考文献:科学哲学入門―科学の方法・科学の目的 (世界思想ゼミナール) 単行本 – 1995/4/1 内井 惣七 (著) ハーシェルの五つの条件とは第一に先立つ原因から恒常的に同じ結果が生み出されること(ただし、別の原因が介在して結果が妨げられることや、原因の強度に応じた結果の変化も容認される)であり、第二に原因が欠けているときは例外なく結果も生じないこと(ただし、別の原因から同じ結果が生じることは容認される)であり、第三に原因の強度が増減するのに応じて(そのような増減が許容される場合)、結果も増減することであり、第四に原因が妨げなく直接に作用するときは、結果もそれに比例することであり、第五に原因を逆転させると、結果も逆転することである。保険の損害について考えてみると例えば屋根のコロニアルの雹による破損においては風から恒常的に同