2011年5月7日より全国ロードショーとなった新海誠監督の最新作『星を追う子ども』だが、6月23日(木)には、東京・池袋のシネマサンシャイン池袋において、「星を追う子どもスペシャルナイト Vol.4 『星を追う子ども』を論じる」が開催された。 4週に渡って開催された「星を追う子どもスペシャルナイト」も今回でひとまず最終回を迎えた ここまでさまざまなゲストを招いて行われた「星を追う子どもスペシャルナイト」だが、今回の「Vol.4」でひとまず最終回。ゲストには首都大学東京教授で社会学者の宮台真司氏が登場し、新海誠監督と『星を追う子ども』をテーマに色濃いトークが繰り広げられた。 まずは作品を観た感想を問われ、「シュンが落下するまでのテンポは、従来の新海さんの作品とほぼ同じリズム」という宮台教授。しかし、そこからのテンポ、刻みがすごく速いのではないかと指摘し、「プロデューサーに尺を詰めろと言われて