2013年1月7日のブックマーク (1件)

  • 日本化する中国?毛沢東という「国体明徴」

    2011年を代表する事件はむろん東日大震災だが、12年でそれに相当するニュースは、やはり夏に沸騰した尖閣問題による、日中関係の急激な悪化だろう。 石原慎太郎都知事(当時)が都による島嶼購入と港湾整備等の現状変更の計画をぶちあげ、やむなく野田佳彦政権は(現状維持を前提に)国有化したが、これが中国側には日政府による自国への挑戦と受けとられ、日系企業が襲われるなどの激しい反日デモが起きた。 大型店舗や工場が破壊される規模の暴徒化は、従来の歴史問題、靖国問題の折には見られなかったことである。 私も含めて、ふだんはさほどチャイナ・ウォッチングに熱心でない日人まで中国ニュースに釘づけとなったが、当時語られた分析には大きく三つのパターンがあったように思う。 一つめは、デモを民間主導の反体制的なものと捉え、直接共産党を批判することによる弾圧を避けるために、党の側も否定できない「反日」の看板を利用して

    日本化する中国?毛沢東という「国体明徴」
    wintertop
    wintertop 2013/01/07