日本政府が朝鮮への制裁処置を発表した2月10日以降、海外に行く「朝鮮籍」者の大人たちに書かせている誓約書のことは、このブログでも何度か話題にしてきました。 何を誓約させるのかと言うと、出国ゲートを通過する時に入管職員に「北朝鮮に行きますか?」と聞かれ、「行かない」とか「他の国に行く」と答えた人には「北朝鮮には行きません」と文書に署名させ、誓わせるのです。まるで踏み絵ですね。 この間、個人的にもこの誓約書に対してどう対応すればいいのか、という質問を受けてきました。仕事や旅行で海外に渡航する自由は外国人にも当然ありますが、出国ゲートでこんなことをされたら、どうなるか―。 誓約書を拒否すると、飛行機に乗られなくなる―。 再入国許可を取り消されるのではないか―。 このような不安は当然襲ってきます。日本政府はこの不安を逆手に取り、朝鮮籍同胞をターゲットに「制裁」を課してきました。 しかし、この間、在