この結果から、多くの人が失業をきっかけに「ホームレス」になったことが分かります。しかし、失業という一つの要因だけで「ホームレス」になるわけではありません。 失業をきっかけに、家族、住居、健康、貯金などをだんだんと失っていった結果、居場所を失い「ホームレス」になるのです。また、失業の理由も倒産や仕事の減少、病気やけがなどさまざまで、誰にでもありうる理由ばかりです。 また、一度「ホームレス」になると 1人で路上から抜け出すことはほぼできません。 なかには障がい(身体、知的、精神)を抱えている人、過酷な路上生活により障がいを抱えるようになった人、障がい者手帳を取得できるか・できないかのボーダーラインにいる人も多いです。