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  • 【寄稿】連載第3回:柳田國男で読む主権者教育 「世間話の研究」を読む/柳田國男の「フェイクニュース」論 /大塚英志 - atプラスweb

    柳田國男の昭和6年の論文に「世間話の研究」がある。 「世間話」は80年代に流行した都市伝説に対応する民俗学の側の術語として理解されがちだが、いつも注意を促すように、この論文は『綜合ヂャーナリズム講座 第11巻』(雑誌ヂャーナリズム、記事篇、昭和6年10月20日、内外社)に収録されているものだ。柳田の文章がしばしば誤読されたり、難解に思えるのは、その論文が発表された時代背景や掲載誌といった「文脈」を無視するからであり、柳田という人は常にその時点での文脈の中に過度に寄り添って論述するのが特徴である。従って、怪談や都市伝説的世間話論への関心から読もうとする限り、「世間話の研究」は殆どその主旨を読みとれない。今、紹介した掲載されて叢書の名と巻の主題から、まず、これはジャーナリズム論であり、そして「記事」のあり方をめぐってのものである、と承知しなくてはいけないのである。 それでは何故、この時期、柳田

    【寄稿】連載第3回:柳田國男で読む主権者教育 「世間話の研究」を読む/柳田國男の「フェイクニュース」論 /大塚英志 - atプラスweb
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    wintertop 2017/04/19
  • 【寄稿】連載第1回:柳田國男で読む主権者教育 『青年と学問』を読む/柳田國男と日本国憲法/大塚英志 - atプラスweb

    民俗学者として一般に知られる柳田國男は、その晩年である1960年5月、公的な場(といってもそれは彼が多感な少年期を過ごした村からそう遠くない場所での小さな集まりだった)で「日民俗学の退廃を悲しむ」と題する講演をおこなったとされている。柳田の「最終講演」として語られるものである。実際にはこの後も小さな集まりで話をした記録は残っているが、その題名から柳田の遺言のように受け止められてきた。 死の二年前のことである。死後、柳田が残した物の「遺言」には彼の学問については何も語られていなかったとされる。 柳田はその晩年、彼の創り上げた学問が彼の望んだのとは違う形になってしまったことに、憤っていたといわれる。あらためて、そのことが伝わってくる題名である。聴衆の一人・菱田忠義によってノートがとられ、後に、柳田のいささかかわった弟子であった千葉徳爾によって公開されている。それを読むと、興奮して声もかすれ

    【寄稿】連載第1回:柳田國男で読む主権者教育 『青年と学問』を読む/柳田國男と日本国憲法/大塚英志 - atプラスweb
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    wintertop 2016/12/05
  • 【寄稿】連載予告:柳田國男で読む主権者教育 トランプの勝利と感情化する世界/大塚英志 - atプラスweb

    ぼくは近著『感情化する社会』の中で以下のように記した。 現在の日において、左派の立場から言えば、安倍政権や日会議が北米のティーパーティーやヨーロッパの極右政党に相当する反知性主義的な政治勢力だ、という見立てはおそらく間違ってはいないだろう。しかし、イギリスのEU離脱が国民投票で実現し、その結果にEUからの独立を訴えた政治家たちがうろたえ、トランプがティーパーティーさえ置き去りにして、共和党候補になってしまったように、民意が政治勢力としての反知性主義グループを置き去りにする、という事態が新たに見られる。その点で政権与党やそのバックボーンにある日会議的な右派を、「お気持ち」と国民感情が一体化することで置き去りにしてしまった今回の事態も同様の現象だといえる。知性と権力の結びつきを嫌悪する感情を利用して政治に影響力を持ちえた旧「反知性主義」勢力を抜きにして、感情が権力抜きで国民化してしまって

    【寄稿】連載予告:柳田國男で読む主権者教育 トランプの勝利と感情化する世界/大塚英志 - atプラスweb
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    wintertop 2016/11/10
  • INTERVIEW FILE 006 鳥居みゆき - 槙田さんのマキタジャーナル

    INTERVIEW FILE 006 鳥居みゆき (芸人) PASSPO☆の黄緑担当・さこてぃこと槙田紗子さんによる「マキタジャーナル」第6弾!取材や文章を書くことに興味のある彼女が、様々なジャンルの一線で活躍する方々にインタビューし、インタビュー力を鍛える企画です!今回のご登場は、槙田さんがかねてより一ファンにして敬愛してやまない、鳥居 みゆきさんです! 鳥居  「初めまして!よろしくお願いします。」 槙田  「よろしくお願いします!」 鳥居  「頑張りましょう。フライトってことなんで飛ばしていきましょう。」 槙田  「お!(笑)嬉しい知ってくれてる!!!」 鳥居  「知ってるわ!(槙田の画面が割れた携帯を見て携帯を見て)きったね!!なにこれ!!!」 槙田  「そうなんです。これで録音させてもらいます。」 鳥居  「パスモはねぇ、あ、PASSPO☆はね私がPON!やってたとききたね。その

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