イギリス鉄道警察は、ロンドンの公共交通機関での性的迷惑行為を取り締まるキャンペーンの一環として、ショッキングな新たな動画を公開した。
#MeToo(私も被害に遭った)から#WeToo(私たちも行動する)へ――。米ハリウッドでの告発に端を発し、性被害について#MeTooと声を上げる動きは、日本でも広がった。一時的なブームで終わらせず、性被害や性別に対する偏見のない社会を目指そうと、若い世代が立ち上がっている。動き始めたのは、女性ばかりではない。 内閣府の調査では、女性の15人に1人が異性から無理やりに性交された経験があり、約4割が10代以下だった。若い世代が性暴力の被害者にも加害者にもならないためには、適切な性教育が欠かせない。 1月半ば、東京都港区の私立正則高校。1年生の「総合(人間の性と生)」の授業で、先生が#MeTooを取り上げた。 同校の1年生は年間を通じ週…
3月26日、名古屋地方裁判所岡崎支部が下した無罪判決が波紋を呼んでいる。中学校2年生のころから、娘と性交していた父親が「準強制性交等罪」に問われたにも関わらず、無罪となったのだ。判決文からは、彼女の5年間がいかに「地獄」だったかということがうかがえる。 被害女性の美羽さん(仮名)は、実父と実母、弟3人との6人暮らし。実父による性的行為は、中学二年から始まった。美羽さんが寝ていると実父がやってきて、<陰部や胸を触ったり、口腔性交を行ったりするようになり、その年の冬頃から性交を行うようになった>(< >内は判決文の要約)という。 美羽さんが高校を卒業するまで、こうした行為は週に1~2回程度の頻度で行われ、美羽さんは<体をよじったり、服をぬがされないように押さえたり、「やめて」と声を出したりするなどして抵抗していた>が、実父の行為は制止できなかった。本来ならば、助けを求められるはずの実母とも不仲
バングラデシュのヌスラト・ジャハン・ラフィさんは、学校で灯油をかけられ、火をつけられた。その2週間ほど前、ヌスラトさんは校長による性的加害行為を届け出たばかりだった。 勇気ある性暴力の告発と、火をつけられてから5日後の死と、その間に起きたことの全てが、バングラデシュ国民の心を引き寄せた。そして、南アジアのこの保守的な国で、性暴力の被害者がどれだけ弱い立場にいるかに注目が集まった。 ヌスラトさんは、首都ダッカの南約160キロにある小さな町フェニの出身で、当時19歳だった。イスラム教の学校、マドラサで勉学に励んでいた。3月27日に校長室に呼ばれ、校長に不適切な方法で繰り返し体を触られたとヌスラトさんは話した。事態がそれ以上悪化する前に、校長室から走って逃げたという。
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