シリア取材を予定していたフリーカメラマンの杉本祐一さんがパスポートを外務省に強制返納させられた問題について、複数の海外主要メディアがとりあげている。英国のBBC放送や米国のCNN、FOXニュースといったテレビ局、ロイターやAP、AFPといった通信社、さらには、APの配信記事を米国のニューヨーク・タイムズ紙やワシントン・ポスト紙が掲載している。中でも踏み込んだ見解を示したのが、米国の老舗週刊ジャーナリズム誌の『タイム』だ。同誌は2月11日付けで「シリアに行くことを考えることすらしてはならない-日本がジャーナリスト達に伝える」というタイトルで杉本さんのパスポート強制返納問題を取り上げている(該当記事)。記事冒頭で「安倍政権はなんて酷い方法で、シリアでの人質危機を防ごうとするのか?」「シリアに行こうと考えただけで日本のジャーナリストはパスポートを奪われる」と痛烈に批判。また日本外国特派員協会(外