2021年4月23日に東京、大阪、京都、兵庫の4都府県を対象に緊急事態宣言が発出されました。感染性と病原性が強まった英国由来の変異ウイルスが流行している地域では、これまで重症化しにくいと言われていた20代や30代にも人工呼吸器が必要となる方、そして、基礎疾患がないにもかかわらず不幸にして亡くなる方が出てきています。 このような状況において、人と人が接触する機会を可能な限り減らすために、政府はこれまでのようにテレワークや休暇の取得、出勤者の7割削減を呼び掛けていますが、思うようには進んでいません。 職場ではどのような場面で感染が起きているのか、また、どうすれば職場での感染を防ぐことができるのか。2021年4月30日現在の情報をもとに解説します。 職場内感染はどのような場面で起こるのか?これまでに発生した職場内クラスターの調査などから、職場における感染のリスクは次のような場面で高まることが分か
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