メディアが書かない「ガソリン価格決定」のカラクリ(下) 2008年11月13日08時35分 / 提供:PJ 写真拡大 セルフは、想像以上にハイコスト。大型GSの建設費はすぐに億になる。(筑西市内9日撮影:今藤泰資) 写真一覧(4件) 【PJ 2008年11月13日】− (上)からのつづき。「今回の仕切り価格は、RIMとTOCOMを基準とし、それらをミックスした価格で供給する」とI氏が困惑するのが、(仕入れ先である)新日石の新方式だという。なるほど複雑だ、業界通を自負するわたしでもわかりにくい。RIM価格とは主にガソリン、灯油、軽油の京浜、阪神地区のスポット市場の相場で、通常「業転価格」とされるものだ。TOCOMは、東京工業品取引所(The Tokyo Commodity Exchange) の略称である。石油自由化を背景に、平成11年7月にガソリン及び灯油、平成13年9月に原油、そして平