RAPIROは、手に3個×2、足に2個×2、首と腰に1個のサーボモーターを備える。サーボモーターはRAPIRO用に新たに作ったものだ。これで2本足で歩き、ペンやコーヒーカップを手でつかめる(写真1)。目には3色LEDを装着し、目の色も変えられる。 RAPIROは、RAspberry PI RObotの略。別売りの格安Linuxボード「Raspberry Pi」を頭部の中に装着して動かす(写真2)。Raspberry Pi財団が最近発売したカメラモジュールも頭部の裏側に取り付け、写真や動画をとったりできる。 サーボモーターやLEDは、Arduino互換マイコンボードで制御する。Raspberry PiとはUART(シリアル通信)などでつなぐ。Arduino側に、「前進」「後退」「左/右回転」など基本的な動きをするライブラリを用意し、Raspberry Piから簡単にコマンドで制御できるように
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