スーパームーンとジェット機 (2012/05/05 18:30 JST)
東京電力福島第一原発で一九九一年、1号機のタービン建屋の配管から冷却用の海水が漏れ、地下一階にある非常用ディーゼル発電機が浸水して一時、使用不能になっていたことが分かった。 当時、同原発で働いていた元東電技術者の木村俊雄さん(47)=高知県土佐清水市=が証言した。トラブルがあったのは九一年十月三十日。原子炉は手動で停止され、事故には発展しなかった。 木村さんが「この程度で非常用電源が失われるなら、大きな津波が来たらメルトダウン(炉心溶融)になるのでは」と訴えたのに対し、上司は「その通りだが、津波と過酷事故を結びつけるのは安全対策の中ではタブーになっている」と答えただけだったという。 木村さんは八九年から二〇〇一年に退職するまで同原発に勤務した。〇四年十二月のインドネシア・スマトラ沖地震で大津波が発生。〇五年に福島県いわき市のミニコミ誌にこのトラブルに関する論文を寄稿し、津波で全電源を喪失し
連載「動画サイトってどうなの? 儲かるの?」では、動画配信サービスを追ってきた。業界の動きは長らく止まっていたが、ここに来てふたたび熱量を増している。先月、アニメ番組を配信するバンダイチャンネルが月額1000円での定額見放題サービスを開始した。そして今月2日、米国で定評あるTV番組配信サービス「Hulu」(フールー)が、やはり定額サービス(月額1480円)で日本進出を果たした。 今回はその“日本版Hulu”のビジネスモデルについて考えてみたい。 バンダイチャンネルもHuluも、特にシリーズ作品を連続して視聴する場合、レンタルビデオや従来の都度課金型のサービスに比べても明らかに割安。ユーザーへのインパクトは十分だ。Twitterでの反応などを見るに好意的に受け止められている。特にHuluは9月いっぱい期間限定で無料ということもあり、試用しているユーザーが相当数いるようだ。定額サービスがここに
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