ロボット工学そして神経科学の研究者であり、グーグルXの共同創業者という異色の経歴を持つ日本人女性「Yoky」こと松岡陽子。人間とロボットの関係性を突き詰めてきた彼女を突き動かしてきたものとは──。 iPhoneを開発したシリコンバレーのスター、マット・ロジャースの人生を変えたのが日本人女性だったことはあまり知られていない。 「基本的に僕は全人生において、Yoky(ヨーキー)が言ったことをやっているんだ」と、まるでバイブルのように彼が信奉するヨーキーとは、松岡陽子。アメリカではヨーキー・マツオカとして知られる。 2002年、マットはカーネギーメロン大学2年生のとき、ヨーキーと出会った。当時、彼女はロボティクスの研究で頭角を現していた30歳の助教授。ユニークな先生として人気があり、彼女の研究室には多くの学生が集まったという。 経歴もユニーク、というより異色だ。16歳で単身渡米し、テニスの世界ト
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